タイトルの通りなのですが、iPod Touchによって音楽の管理の仕方が変わった。
今回の内容としては、
・iPod Touch(256GB)を使った感想
・そこから分かった音楽との関わり方、管理の仕方の変化
について書いていく。
また、iPod Touch(256GB)を使った感想としては、
・音楽専用再生機としては、オーバースペック気味で、ちょっと使いにくさを感じる
・SIMなしスマホ
・大量に音楽を持ち運ぶ意味がどれだけの人にあるんだろうか
という感想でした。
元々、自分はiPod nano (第4世代)16GBをメインで使用していて、iPod nano (第7世代)16GBを保有している。また、音楽ファイルの管理はiTunesを使っていて、最近では楽曲数が11万曲を超えている状態。
iPodの使い方としては、膨大な量の音楽から、自分の人生において必要とする楽曲だけを持ち歩きつつ、新たな人生のパートナーとなる楽曲に出会うためのものだった。
そのため聴いた音楽は評価(iPodやiTunesのレート)をつけ、レート数の1~5の5段階で音楽を評価することで、この目的をできる限り機械的に行うようにしている。
購入の経緯
なぜ、iPod Touchが必要となったかというと、普段使いしているiPodを水没させてしまったから。普段あまり使わないパーカーのポケットに、iPodを入れっぱなしにして、そのまま洗濯。
洗い終わった後に気付き、触ってみたが、反応はなく…ネットに乾燥材+ジップロックで乾燥させるような情報があったため、一縷の望みを込めて3日程度乾燥してみたのだが、ディスプレイが全く表示されない。PCとつないでみると、中身は生きていたが、イヤホンから音も流れず、これでは利用できないとiPodの購入の検討を始めた。
考えられた選択肢は3つ。
1. iPod nano (第7世代)16GBをメインにする
2.iPod Classic(160GB)の中古品を購入する
3.iPod nano (第4世代or第5世代)16GBの中古品を購入する
4.iPod Touch第7世代(256GB)を購入する
まず、メインで使っていたiPod nano (第4世代)はレートがない曲にレートを付ける作業(通称:評価)と持ち歩きたい曲を2800曲くらい持ち歩くためのものだった。また、不満な点としては、容量がもう少し欲しいのと、ドックコネクターだったので、データの転送速度が遅い点があった。
そのうえで、1は、評価がしにくい。元々のiPod nano (第4世代)はクイックホイールがついていて、物理的にカチカチ言いながら操作がしやすいが、iPod nano (第7世代)はタッチパネル方式のため、比較するとどうしても操作性が落ちる。良い点としては、既に持っているモノなので、財布には優しい。
2も考えたが、これもドックコネクターがネックだ。特に容量が大きいので、大量に楽曲を入れ替えようとすると、それだけ時間がかかることになる。ある程度放置してデータの入れ替えを行うのも良いかと考えたが、それなら、もっと容量が大きくてライトニングケーブルが使えるiPod Touchの方がよいのではないかと考えた。
3に関しても、現状維持でドックコネクタの転送速度問題や、容量が少ない不満は残る。
そんな感じで消去法から、4のiPod Touchを買ってみようということになった。ちなみに、今回で一番コストがかかるのがこの選択肢。また、中古品を探す金額的メリットを感じなかったので、新品での購入をすることにした。
一緒に買ったアクセサリ類と使用感
かくして、iPod Touchを購入することとなった。色は普通の白にした。ケースは買う予定だったので、別に何色でもよいと思っていた。
付属品は、ライトニングケーブルとライトニング対応のイヤホン。
ちなみにイヤホンは、別なものを使っているので、使用しない。
一緒にアクセサリ類も買いました。
画面にヒビが入ったり、割れたりするのは困るので、画面の保護シート。
落とした際のショック吸収&画面が割れるのを防ぐためのケース。
ケーブルをどこにやったらよいか分からなくなるため、ケーブルをまとめられるグッズ。
保護シートとカバーをつけてみるとこんな感じ。
ちょっとGショックっぽい見た目となってしまいましたが、これがまた頑丈で、数回落としてしまいましたが、特段問題は発生していません。
さて、使用感ですが、 iPod nano (第4世代)と比べると下記のような感じです。
ザックリ言うと、スペックは高いのですが、物理的なサイズや音楽再生専用機として使いづらい点があるという感じです。
●良い点
・曲を約3万曲持ち歩ける。iPod nano (第4世代)のほぼ10倍
・その場でプレイリストを作成できる。
・バッテリーの持ちが良い。iPod nano (第4世代)では冬場は数十分でバッテリーが切れることがあったが、それがない。
・ライトニングケーブル対応のおかげで、曲の転送が早い
・レートの反映が楽になった(詳しくは後述)
・シャッフルすると次にかかる曲の予想がつかない
●悪い点
・それほど重さは感じないが、サイズが大きい。
・レートを付けるスピードは倍以上かかる。
・曲の再生や次のトラック・前のトラック等の操作はタッチパネルでの操作となり、面倒。物理ボタンでポチポチ押せるほうがよい。
・同期に時間がかかる。
・256GBあっても、実際に使えるのは200GB程度。
・OSのアップデートが必要。
・高い(5万円超)
不満がゼロではないが、良い面もそこそこある。 今のところはもっとよい使いこなし方があるかもしれないと考えながら、運用も変えている最中。
音楽の管理を変えた
もともとの音楽の運用は、iTunesを中心にiPodとプレイリストを使ってレートを付けていく形。
この評価の運用は、iPodの曲を手動で管理し、iPodでレートをつけた楽曲に、iTunesへ手動で繁栄するという少々面倒な方法だった。
この方法を継続しようと思ったが、結果的にはiPod Touchではできなかった。具体的には、iPod Touchで新たに付けたレートをiTunes上から確認できなかったのだ。
これにより、約一週間に渡り時間を作って手動でiPod Touchに追加した楽曲を一旦削除し、チェックを入れた曲のみ同期する方式に変更した。そして、また約一週間かけ、iPodに追加する曲にチェックを入れる作業を行い、何とか同期が完了…かと思いきや、容量オーバー。不要な楽曲や重複している曲のチェックを外して、同期を何度か繰り返し、やっとiPodに曲が入った。この手間のせいで、聴きたい音楽を聴く時間が減ったのは言うまでもない。
また、iPodへの同期でも、上手くいかなことがある。これは大抵警告が出ていて、進めていないことが原因なことが多かった。
そんな経緯もあり、iTunesとiPodの同期を基本とすることで、同期に時間はある程度かかるが、 メリットが見えてきた。レートを手動で頑張ってつけなくても良いし、どちらかで更新した情報はどちらかに反映されるというのは案外ストレスが少なく、間違いがかなり減った。また、iTunesからしかできなかったプレイリストへの曲の追加をiPod Touchからできるようになったので、これはこのタイミングで聴きたいと思った時に、そのプレイリストに追加できるのは非常に良い。もう少しプレイリストを細かくして、運用していくように今後変えていこうと考えている。
最後に
音楽を聴くだけにはもったいないiPod Touch。なまじ容量もあるため、人によっては保有している音楽をすべて持ち歩くということも可能だろう。ただ、それだけ全て持ち歩く必要があるか?というとそんなことはないのではないだろうか。
音楽はそこそこに、iOSのアプリを使うくらいが一番良い使い方なんじゃないかと考えている。あとは、もう少し使って行く中で自分の中で、ベストプラクティスができあがってきたら、 また公開したいと思う。
iOSのデータを簡単に管理&復元&転送&バックアップ【DearMob】
こちらからは、以上です。
こんな記事も書いています