今週のお題「ふつうに良かった映画」
最近見て、ふつうに良かった映画といえば、「そして、父になる」かな。
何を以て良かったと思えたか。
父と息子の関係
若かりし頃は、「娘さんを下さい!」と言わなければいけない立場だったため、娘を持つ父の気持ちはよ~く想像してみていた。
やっぱり、ちゃんとした人にもらわれていって、幸せに暮らして欲しいと思うもんね。
そんなわけで、自分(男)と父との関係なんて考えもしなかった。
考え始めたきっかけが、ドラマの「とんび」だったんだけど、第一話で珍しく号泣した。
それから久々に父と息子の関係について久々に考えるきっかけを与えてくれてよかったなと。
感移入したのは福山雅治
映画を見て、主人公が福山雅治だからかもしれないけど、福山雅治の視点で見てしまった。
むしろ、キャラ的にはリリー・フランキーの方が近いのになぁと。
自分に失望orz
自分も子供ができると教育パパになってしまいそうで、心配になったのだ。
リリー・フランキーの役はむしろ自由にさせる感じだが、自由なのと教育放棄するのと怪しいキャラだった。
極端なのだけど、どちらかといえば自分は教育パパになりそうだなと。
自分と父の関係
子供のころはよく怒られて手を上げる(頭をひっぱたく)父だった。
ある頃から手が痛くなるからってことで叩かなくなりましたが、怒られると未だに恐い父。
多分、本当の父だし取り違えもないと思うから、映画と同じ状態ではない。
そんな父は冗談が通じないので、ちょっとおかしなことを言っても激おこするわけでw
そのうち慣れて、最近はイジったりできるようにもなりましたが、それは父が50を過ぎてからの話。
車に2人で乗ると仕事の話やら両親の話をして大体どんな状態かは把握できる。
弟がいるが、弟と2人で車に乗っても全然話さないらしい。
今は一人暮らしをしているし、月に数回会えば多い方。
金銭的にも独立しているので、親に影響はなし。
どんな思いで自分を育てたかわかんないけど、キャッチボールは楽しかった記憶がある。
そんな親子関係を思い出した映画だった。
<追記>
父の日に時計を贈ったら毎日使ってくれているらしい。
こちらからは以上です。
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