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iTunesでの音楽仕分けを継続する方法~実践編 その7:グループの設定~

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前回はBPMの追加を紹介した。

BPMは使い方次第で使えたり、使えなかったりする。

しかし、今回は違う。

グループはかなり幅広く使いやすく、これから示す方法以外にもオリジナリティを出せる分野である。

 

 

今回も基本的な考え方に沿って進めていく。

基本的な考え方は以下5つ。

 

①一気に全部やろうとしない

②適切なタイミングに必ずやる

③同じことはまとめてやる

④やりっぱなしにする

⑤便利なモノを活用する

 

全行程は以下の通り。

 

1.データをiTunesに取り込む

2.コメントやグループを削除する

3.ID3タグをV.2.4にする

以下、順不同

4-1.ジャンルを修正する

4-2.歌詞をつける

4-3.アートワークをつける

4-4.BPMを追加する

4-5.グループを設定する

4-6.読み仮名を入れる

4-7.評価する

 

 

 

4-5.グループを設定する

 

 

 

 ここで必要な考え方は

①一気に全部やろうとしない

③同じことはまとめてやる

④やりっぱなしにする

⑤便利なモノを活用する

 

自分の整理術のキモがグループの設定である。

ただ、このグループの設定がややこしくて、大変だと感じた方が多いのではないだろうか。

また別途このデータの活用法を記事にする予定であるが、これをしておくとかなり便利になるので、是非とも実践していただきたい。

 

まず、行うことはスマートプレイリストを作成することである。

①グループが未設定のスマートプレイリスト

②グループにヴォーカル分けがしていないスマートプレイリスト

③カラオケかもしれないスマートプレイリスト

④インストかもしれないスマートプレイリスト

⑤SEかもしれないスマートプレイリスト

⑥ライブかもしれないスマートプレイリスト

⑦カヴァーかもしれないスマートプレイリスト

 

上記の順番でグループを設定していくと、まとまって同じ作業ができるため負担が減る。

 

 

①グループが未設定のスマートプレイリスト

スマートプレイリストの条件は「グループがである」

⇒であるの前には何も入力しない

 

ここでは邦楽か洋楽かのみを設定する。

 

aikoだって、いきものがかりだって、ミスチルだって、サザンだって全て「邦楽」とまとめてグループに記入する。

まとめて作業するから早いこと、漏れが少なくなることがメリットだ。

グループであれば更新するのにも時間がそんなにかからない。

 

何もついていないのだから、とにかく邦楽か洋楽かをどんどん付けていく。

他のグループの設定の前には/(スラッシュ)を入れるのだが、邦楽・洋楽は入れない。

 

 

②グループにヴォーカル分けがしていないスマートプレイリスト

ここから先は全て追記をしていく。

あくまで元々設定してあるグループを生かしつつ、ヴォーカルを分ける。

 

男性ヴォーカルか、女性ヴォーカルかを分けていく。

男性ヴォーカル ⇒ /M

女性ヴォーカル ⇒ /W

男女のデュエット ⇒ /M/W

 

上記のような感じでまとめてどんどんグループに追加をしていく。

 

③カラオケかもしれないスマートプレイリスト

自分はカラオケバージョンの曲を持ち歩かないし、BGMにしようとも思わない。

つまり、排除するためにカラオケかもしれない・カラオケであるデータを分かりやすくしているのである。

 

曲名に「カラオケ」もしくは「karaoke」が含まれる曲を抽出するスマートプレイリストを作成するのである。

このような記述がされている曲は確実にカラオケである。

そして、グループに/Koと入力する。

 

 

当然、それだけではカラオケの曲を防ぎきれないので、それ以外にカラオケだと分かった時点でグループに/Koと付けよう。

 

④インストかもしれないスマートプレイリスト

これもカラオケと考え方が似ているのだが、インスト曲はインストだと分かるようにしておきたい。

また、カラオケがinstrumentalと記載されている場合もある。

いずれにしても、分かりやすい条件を使用してスマートプレイリストを作成する。

条件は曲名に「inst」もしくは「instrumental」もしくは「インスト」もしくは「インストゥルメンタル」を含む曲を抽出するのだ。 

 

インストの曲には/Instとグループに追加する。

後に出てくるSEとインストは基準を設けている。

インストは歌がないだけで、それだけでちゃんと曲として成立している。

SEは曲の繋ぎであったり、音楽以外の時間を埋めるための曲。往々にして1分以内と短い曲であることがほとんどである。

 

⑤SEかもしれないスマートプレイリスト

ここも、カラオケやインストと同じ考え方である。

曲名に「SE」を含む曲を条件とするスマートプレイリストを作成する。

 

SEの曲には/SEとグループに追加をする。

 

⑥ライブかもしれないスマートプレイリスト

個人的にライブヴァージョンの曲が好きなので、曲名やタイトルで拾いたいというのが目的である。

曲名かアルバムタイトルに「live」もしくは「ライブ」を含む曲を条件とするスマートプレイリストを作成する。

 

ただ、これだとライブヴァージョン以外の曲も拾われてしまう可能性があるので、注意が必要だ。

そして、ライブヴァージョンの曲にはグループに/Lvと追加する。

 

⑦カヴァーかもしれないスマートプレイリスト

 ライブヴァージョン同様、カヴァー曲も好きなので、できるだけ拾いたいというのが目的である。

曲名かアルバムタイトルに「cover」もしくは「カヴァー」を含む曲を条件とするスマートプレイリストを作成する。

 

そして、カヴァー曲にはグループに/cと追加する。 

 

 

 

グループを設定するメリットとデメリット

 

あまりデメリットはないと感じているが、様々なパターンが考えられるので、グループに付ける記号を決める必要がある。

また、記号が増えれば増えるほど作業が煩雑になるので、どこまでやるかを考えてから実行してもらいたい。

 

 メリットはグループに一定の決まりで追加されていれば、スマートプレイリストでデータを抽出することができる点である。

例えば、以下の様なスマートプレイリストが作成できる。

 

邦楽の女性ヴォーカル ⇒ 邦楽、/Wの両方を含む

洋楽のカヴァー ⇒ 洋楽、/c

 

といったように複数の条件を指定することができる。

邦楽と洋楽以外には頭に/(スラッシュ)を必ず付けることによって、どこからスタートして抽出するかの目安となる。ここは重要なので忘れずに付けていきたい。

 

このように、様々な角度から様々な曲をひとまとまりとしてプレイリストにすることができるので、そのプレイリストには新しい発見があることもしばしば。

 

最後に

 グループについては、様々な考え方を適用できるので、グループの分け方に関しては別途記事にする予定だ。

このアイディアをきっかけに自分なりに発展させていただければ幸いだ。

 

こちらからは以上です。

 

 

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