Jailbreak

新しい世界の切り取り方

恋愛マーケティングをして結婚した友達の話

広告
 
 
久々の更新になってしまいました。
そして、久々なのに今までと全然違う内容のお話です。
 
違いを楽しんでいただければと思う限りです。
 
 
---------
 
 
週末、久々に同級生2人と飲みに行った。
 
もう15年以上の付き合いになるからあまり気は使わなくてもよいし、言っちゃいけないこととかも分かっている。
 
 
そんな中、唯一結婚している友達(北の大地で生まれ育ったが西郷隆盛に激似。以下西郷どん)の去年生まれた子供の話が中心だった。
 
 
それから時間が経つとあるときからメインはもう一人の友達の恋愛の話に。
そのもう一人の友達は彼女ができたことがないヤツなのだ。
 
 
そこで西郷どんは一肌脱いで、彼女をゲットする具体的な方法をもう一人の友達に提示したのだった。
 
 
 
 
 
 

モテなかった西郷どん

 

 

 
 
 
西郷どんとは中学一年生の時同じクラスになって以来の付き合いだ。
背は高めだが、横にも広かった。
勉強はできて明るいキャラが故にイジられて嫌な思いもした。
 
女の子とも割りと気さくに話せたが、本当に好きな子にはそうもいかないヤツだった。
何度か告白をしても撃沈。
そんな青春時代だった。
 
それでも明るく、体育会系な西郷どんは友達が多かった。
 
 
 

デートにはもちこめるのだが

 

 

 
 
その後進学校に進み、いい大学に入って見た目通り大酒飲みになった西郷どん。
 
 
飲み会で知り合った子と仲良くなったりしたが、決め手に欠くのだ。
何より基本姿勢が追いかけることになるから、自分が消耗していく割りにリターンが少ない。
 
 
 
それでもあの手この手を使った。
スタバに3時間放置もされたし、約束を直前でキャンセルされたこともあった。
 
 
それでもバッターボックスに立ってバットを振り続けた。
ボールを投げられていなくても、スリーアウトになってもバットを振り続けた。
それしか西郷どんには思い付かなかった。
 
 
やっぱり結果は出なかった。
 
 
 

ある時気づいたマーケティングの理論

 

 
 
 
西郷どんは20代半ばになっていた。
そろそろ焦り始めたのだがいい頭を持っていたので、考えた。
 
 
バットは振らないとボールには当たらない。
でも、自分のストライクではなくても容易に当てることができるゾーンがあるのではないか。
 
 
自分の良さは優しさと、大きいからだとちょっとぽっちゃりな体型だと。
だからそんなボールが来たら何がなんでもフルスイングすることにしようと。
 
 
これが西郷どんのマーケティングだった。
自己分析をして、自分の強みを生かす。
当たり前と言えば当たり前だ。
 
 
 
 

マーケティングからの狙い打ち

 

 
 
 
そんなことを考えていたある時。
立ち寄った居酒屋で女性グループと一緒になり交流をもつようになった。
 
 
その中の一人が西郷どんの今の奥さん。
奥さんはむっちり体型が好きだったのだ。
 
 
当然フルスイングの後人生初得点となったのだが、その後も色々大変だったと西郷どんは語っている。
 
 
傍目から見てもいい奥さんだし、西郷どんには合っている人。
何より西郷どんを大事にしてくれる人だから自分達友人からの見ても安心なのだ。
 
 
西郷どんは大事なことを2つ教えてくれた。
 
①恋愛でマーケティングをする。自分の強みが何かを自己分析してその魅力で恋人をゲットする。
 
 
 
②常に考え、行動し続ける。間違っても上手くいかなくても考えて行動し続ける。どちらが欠けてもダメ。
 
 
 
 
そんな具合の話をもう一人の友達にしたのだった。
これでもう一人の友達に彼女ができれば万々歳である。
 

それじゃ自分は満足できない

 

 
 
ここで終われば、いい話なのだがそうはいかない。
 
マーケティングの考えを取り入れるのはよいしわ相手の好みに自分の特徴が一致すると進展しやすいのは経験的にわかる。 
しかし、自分は相手に好かれても自分がその人を好きになれないと頑張る気も起こらないし、無駄な気がしてしまう。
 
 
自分のリソース(時間・エネルギー・お金)は有限だ。
リソースを出し惜しみするつもりはないが、ただ彼女が欲しい・結婚したいではないのだ。
つまり、自分が幸せだと思えないとダメなのだ。
 
 
 
この考え方だと相手のストライクゾーンと自分のストライクゾーンが一致する可能性が低いのが難点で、実際自分に恋人はいない。
この考えには 「死ぬまで仕事に困らないために20代で出逢っておきたい100の言葉」という本に答えがある。
この本には何をどう考えた方がよいかが端的に示されているのだ。
 

死ぬまで仕事に困らないために20代で出逢っておきたい100の言葉

 
二番目に好きな人と、エッチしない
 
p.206
CHAPTER 09 恋愛 LOVE
より引用
 
恋愛くらい第一志望を最優先させるのが自分のリソースの使い方だから。
 
 
 

最後に

 
 
 
 
西郷どんと自分のどっちが正しいかというより、違う考え方で面白いと思ったと言う話。
そして、を恋愛に適応して、恋人をゲットしているのだからひとつの方法として残しておきたかった。
 
 
 
 
今のところ西郷どんの方が5馬身ほどリードしているような気がするが、人生のゴールは結婚でも出産でもない。
また、ただゴールすればよいと言うものでもない。 
 
 
どちらが幸せになったかはいつ来るとも分からない最期にならないと分からない。
 
 
 
こちらからは以上です。

 

死ぬまで仕事に困らないために20代で出逢っておきたい100の言葉

死ぬまで仕事に困らないために20代で出逢っておきたい100の言葉

 

 

合わせて読みたい