ネットには無料があふれている。
タダだから手を出しやすい。
でも、こんな言葉がある。
「タダほど高いものはない」
つまり、何か対価を払わねばならない。
特に仕事でネットに助けてもらっている自分だもの。
たまには恩返しをば。
レッチリのライブ盤が無料でDL可能
はてブして後日ダウンロードしましたよ。
以下、ダウンロード元。
ダウンロードするときにJavaのインストールが必要だったのと、メールアドレスの登録が必要でした。
今のところ、そのメールアドレスにダウンロードの通知以外は来ていない。
そんな無料ライブ盤のレビューです。
新作!?と思いきや、2004年の音源
最新のJosh Klinghofferギターが聴けるかと思いきや、2002年のアルバム『By The Way』のあとのライブである。
当時のギターはJohn Fruscianteだ。
John Fruscianteの時代が好きだし、『By The Way』は大好きなアルバムだから良いのだが……
これでは以前紹介したライブアルバム『Live in Hyde Park』とあまり変わらない時期のライブではないか。
ちょっと損した気分。
アルバム全体の構成
曲は最新アルバムが 『By The Way』ということもあって、『By The Way』の曲が多い。
最初のIntro Jamからいつも通りのジャムセッションで始まる。
そして、やっぱりCan't Stopへとつながる。
この流れは何度聴いても、来るぞ、来るぞ、くるぞ……キター!となって最高にカッコイイし、気持いい。
1曲1曲のつながりがあまりない構成になっている。
きっともっとたくさん曲をやっているのだろう。
そのせいか、チャドのスネアが前半戦はあまりカンカン鳴っていないのだが、後半にはカンカン鳴りだす。
カヴァー曲である「Brandy」はMCの時点で「次の曲はオリジナルじゃないんだ。カヴァーだ」といっている。
これはこれでなかなか乙な曲だ。原曲を聴きたい。
ライブでのレッチリらしさ
他の楽曲も少しずつ原曲とも『Live in Hyde Park』とも違うのだ。
当然、始まりの ジャムセッションが全然違う。
他にも細かいフィルインやソロなどは毎回好きにやっているんだな~という印象だ。
これは今までのライブでも言えるのだが、フリーが好き放題ベースを弾くので、全体的にベースの音域の音が足りなくなる。
チャドのバスドラだけになってしまい、音が薄く感じてしまうのだ。
フリーはベーシストの中でも割と音色をいくつももっているのだが、チョッバー用と思われるカリカリの音の時の低音の足りなさが気になるのだ。
最後に
『Live in Hyde Park』と聴き比べをしても楽しめるのではないかと思える音源であった。
やっぱりCDとしてリリースされているものとちょっとミックスや音作りが違うのは確かである。
有名で売れており、ライブをすごい数こなすバンドはライブの録音を行っておけば、吐いて捨てるほど音源が存在することになる。
公演ごとに違ったり、ほぼ同じだったりはするのだろうが、ファンにすれば「××××年×月×日○○公演のライブ盤」ということで欲しい人もいるだろう。
ちなみに、こんな風にライブをフリーでダウンロードできたり、有料で売っているのはMetallicaくらいしか知らない。
LiveMetallica.com | Download Live MP3 and FLAC Shows
以下がフリーでダウンロードできるページだ。
http://www.livemetallica.com/catalog.aspx?tour=6
興味があれば、ダウンロードして聴くべし。
ただ、あまりちゃんとミックス&マスタリングがされていないようなので、あまり音源としていいものではないのはご了承いただきたい。
何より自分はレッチリとメタリカの回し者じゃないので、自己責任で聴いてみてください。
こちらからは以上です。
- アーティスト: Red Hot Chili Peppers
- 出版社/メーカー: Warner Bros / Wea
- 発売日: 2002/07/08
- メディア: CD
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