Jailbreak

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バンドの魅力が凝縮されているスリーピースバンド~邦楽編1 歌モノロック レミオロメン/the pillows/back number~

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この世の中にはスリーピースバンドというものが存在する。

主にギター、ベース、ドラムの3人組。

大抵ギターかベースがリードヴォーカルになる。

 

少ない楽器、少ない音、少ない音圧でやれることを全部やろうとする。

だからこそ生まれる素敵な音楽がある。

 

少なくたっていいじゃないか。

音の多さとワクワク感は必ずしも比例しないんだから。

 

レミオロメン


レミオロメン - 3月9日 - YouTube

 

レミオロメンは山梨県出身のバンド。

レミオロメンは、2000年に結成された日本ロックバンド2012年2月1日より公式に活動休止がアナウンスされ、現在はメンバー3人がそれぞれ音楽活動をしている。 略称はレミオ。所属事務所は烏龍舎。所属レコード会社はSPEEDSTAR RECORDS

wikipediaより

 

初期のころはギターバンド色が強く1stシングル「雨上がり」や2ndシングルの「電話」はよくライブで披露されるがどちらも気持ちの良い曲だ。

 

レミオロメンの転機はドラマ1リットルの涙の挿入歌として使われた「3月9日」と「粉雪」だろう。

詩的な「3月9日」とドラマチックな風景が浮かぶ「粉雪」は対照的だがレミオロメンの2大バラードとなっている。

3月9日についてはレビュー済。

 

現在、活動休止中で各々がソロ活動を行っているが、いずれもレミオロメンっぽい音楽はやっていない。

 

「粉雪」が収録されている3rdアルバムの『HORIZEN』くらいからキーボードやストリングスが重なってきており、初期のギターバンドサウンドではなくなっていくのがスリーピースバンドの運命なのかもしれない。

 

the pillows


the pillows / Funny Bunny - YouTube

 

the pillowsは長いキャリアを持つベテランバンド。

the pillows(ザ・ピロウズ)は、1989年に結成された日本オルタナティヴ・ロックバンド。ヒットチャートの上位にランクインすることは少ないものの、長期にわたって音楽活動を継続しており[2]2000年代以降はアメリカ合衆国をはじめとした日本国外での人気も得ている[3][4]音楽レーベルavex traxに所属。2009年には結成20周年を記念して初の武道館ライブを行った。2012年7月から、「バンドのメンテナンス&リハビリ」として活動を休止した[5]が、2013年に活動を再開した[6]。2014年で結成25周年を迎えた。

 

正確には最初からスリーピースバンドであったわけではない。

上田ケンジがベースとリーダーを務めていたが、山中さわおとの対立で上田が脱退したことやレコード会社の移籍等が重なり活動できない時期があった。

 

そこからスリーピースバンドになり、音楽性の変化があり山あり谷ありやってきたバンドだ。

 

上田ケンジを失ってからの山中さわおの楽曲が個人的には好きで、「ストレンジカメレオン」や「Funny Bunny」、「ハイブリッド レインボウ」等名曲がたくさんある。

その楽曲の歌詞の力強さが自らの活動を体現しているようで、余計に心に響くのである。

Funny Bunny the pillows - 歌詞タイム

 

デビュー当時からMr.Childrenとは親交があり、2006年にはカップリングツアーを行っている。

ピロウズのトリビューとアルバムにミスチルが「ストレンジカメレオン」をカヴァーしたかと思うと、負けじとピロウズも「つよがり」をカヴァーして見せた。

どちらも元々の楽曲とは別の側面を見せてくれる絶妙なカヴァーをしているので、必聴だ。

つよがり

つよがり

  • the pillows
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

back number


back number - 花束 (Short ver.) - YouTube

 

back numberは群馬県出身のバンド。

back number(バックナンバー)は、日本の3人組バンド。所属レコード会社ユニバーサルミュージック。2011年にメジャーデビュー。公式ファンクラブ名は「one room」。通称「バクナン」、「bn」、「bknb」。

 

このバンドの曲はとにかく歌詞が女々しい。

ヴォーカルの清水の見た目からは想像できないくらい女々しい。

ゴールデンボンバーの「女々しくて」は彼のためにあるようなものだ。

Mr.Childrenにも共通する女々しさはすがすがしさを覚えてしまう。

 

僕は何回だって何十回だって
君と抱き合って手を繋いでキスをして
思い出す度ニヤけてしまうような思い出を君と作るのさ
そりゃケンカもするだろうけど
それなら何回だって何十回だって
謝るし感謝の言葉もきっと忘れないから
ごめんごめんありがとうごめんきらいの
バランスになる危険性は少し高めだけど
許してよ

 

「花束」より

 

また、歌詞は非常に口語体(普段使う言葉)で書かれていることが多く、まるで会話の内容のよう。

その分かりやすさがメッセージとして伝わりやすいのかもしれない。

 

back numberの魅力はPVにある。

PVに必ず美女が登場する。

 

1st はなびら          辻元 舞
2nd 花束                                       葵
3rd 思い出せなくなるその日まで 菅 由彩子
4th 恋             川口 優奈
5th 日曜日           石川 理咲子
6th わたがし          山本 美月
8th 高嶺の花子さん       小谷 実由
9th fish              リ・モモカ
10th 繋いだ手から        岩井 七世

※7th 青い春はバンドメンバーのみが出演

 

個人的には2ndシングル「花束」の同棲しているカップル感があるPVがオススメだ。

 

こちらからは以上です。

レミオベスト

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スーパースター

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