毎日音楽は聴いているのだけど、評価をすると評価が良い音楽だけipodに残していくようにしている。
そうやって残った曲をまた毎日聴く。
もちろん、飽きてくると入れ替えを行うのだが一向に消そうと思わないアルバムがある。
なかなかアルバム単位で残っているアルバムは少ない。
これは本当にいいアルバムであることは確かだ。
もう7月に入っているが、2015年上半期に生き残ったアルバムを紹介する。
1.Good 4 Nothing『Four』
特に聴いている曲
・BE FREE
・TO YESTERDAY
・COME ON, MY FRIEND
・ALL WE WANT
2014年発売の本作だが、自分が出逢ったのは昨年末。
GOOD 4 NOTHINGの楽曲を漁っていて最新アルバムということで聴いたのがきっかけ。
GOOD4NOTHING [BE FREE] MUSIC VIDEO - YouTube
とにかく気持ちのいいメロコアで、キャッチーなメロディと爽快だがヘヴィなロックのサウンドが合体しており最高である。
歌詞は英語。メロコアの宿命なんだろうか。
GOOD 4 NOTHINGのアルバムは全部持っているが、一番バランスのとれたポップなアルバムになっていると思う。
朝通勤する時に聴いて楽しい気分になって、仕事に気分を乗せていくのに最適である。
2.SWANKY DANK『Circles』
特に聴いている曲
・misery
・Sink Like a Stone feat.Hiro from MY FIRST STORY
・DESTRUCTION
・Gentleman of Fortune
・FROM ME
・One Sided
たまたま試聴して気に入ってこの中でもかなりの頻度で聴いているアルバム。
発売自体は2014年で出逢ったのが去年の年末でGood 4 NOTHINGとほぼ同時期である。
SWANKY DANK -Sink Like a Stone- feat. Hiro(from ...
サウンド的にはメロコアっぽい楽曲とラウドロックっぽい楽曲とが入り混じっているけど、ラウドロックの方が割合的に多い印象。
中でもMy First StoryのHiroとコラボした曲はなかなかカッコイイ。
My First StoryのHiroの兄はONE OK ROCKのTAKAである。
Hiroは森家の三男なのだ。
朝通勤する時にも聴けるのだが、帰り道でもほどよくネガティブな曲もあるので、アップにもクールダウンに聴くにも丁度よいのである。
3.theCharmPark『Reverse & Rebirth』
特に聴いている曲
・Anyone
・Gurabithi (Album Version)
・リバース
・Rebirth & Reverse
・Beautiful World (Album Version)
・Ante Meridiem (Album Version)
これは今年たまたま見つけて、そんなに期待しないで聴いてみたらめちゃめちゃカッコよかった!
何よりアルバム全体の楽曲のクオリティが高い。
10曲中6曲は名曲である。
theCharmPark - Gurabithi - YouTube
全体的なサウンドはデジタルチックな雰囲気にピアノが乗ってクリーンな歌。大橋トリオみたいな感じかなと聴き進めていくと全然違うものになっている。
ギターソロが驚くほど上手いのだ。
ギター自体のサウンド、タイム感、フレーズ感、どれをとっても一流。
調べてみて分かった、このtheCharmParkは2014年に解散したHemenwayの元ギタリストであるCharmのソロプロジェクトなのだ。
Hemenwayはアメリカの超一流音大バークリー音楽大学出身のメンバーで構成されたメンバーであり、Charmも当然バークリー出身。
バークリー出身がみんな一流かどうかは分からないが、その音楽的センスや楽器の上手さは納得がいった。
これは帰り道用。
仕事で熱くなった頭をクールダウンする時に聴く音楽。
4.グッドモーニングアメリカ『空ばかり見ていた』
特に聴いている曲
・少年
・空ばかり見ていた
・アカクモエテイル
・それでも風は優しく
・世界終わらせないで
・言葉にならない
2010年発売の1stミニアルバム。
グッドモーニングアメリカと出逢ったのは昨年。グッドモーニングアメリカがラジオに出ていたのだ。
しかし、音源を手に入れたのは今年初め。
やっぱり1stだけあって出来が良い。
グッドモーニングアメリカ「空ばかり見ていた」PV - YouTube
サウンド的には今風のロックバンドだが、特徴のあるハイトーンなヴォーカルとヘヴィで手数の多いドラムが心を捕まえて離さない。
難解な歌詞もなく、キャッチーなメロディに乗る歌は非常に受け止めやすい。
ベースのたなしんのキャラも売りであるが、正直普段音楽を聴いているときには特に何もない。
雑誌のインタビューやTVで姿を見ると面白いなと思う。
このアルバムは出勤用。
ウワー!って叫んで貰ってアドレナリンを出すのに最適。
5.SCANDAL『Hello World』
特に聴いている曲
・Image
・夜明けの流星群
・Place of life (feat Testuya Komuro)
本ブログでも何度か取り上げているSCANDAL。
昨年末に発売された『Hello World』は今年かなり聴いている。
今までのどのアルバムよりポップだから聴きやすいのが理由かもしれない。
SCANDAL 「Image」‐Music Video - YouTube
MAMIが作詞作曲した「Image」を筆頭にSCANDALのメンバーが積極的に楽曲制作に関わっている。
楽器にテクニックは見せないが、演奏の安定感や目指しているサウンドやノリを確実に押えてくる辺りはさすがである。
女性目線の歌詞・男性ロックバンドにはない繊細なサウンドが爽やかさを強調している。
これは通勤時も帰宅時も聴ける。
通勤時は少しずつ気分を上げる時、帰り道はちょっとだけ楽しい気分で帰ることができる。
6.Royal Blood『Royal Blood』
特に聴いている曲
・Out Of The Black
これは既に記事にしているのでそちらをご参照いただきたい。
とにかく今年1番ぶっ飛んだのだ。
Royal Blood - Out Of The Black (Official Video) - YouTube
特に好きなのは「Out Of The Black」なのだが、その他の楽曲もクオリティが高く全体的な雰囲気も似ているので、ずっと同じ気分を味わいたい時には最適である。
逆に似たような雰囲気の曲が多いので、この楽曲の感じがダメな人は無理かもしれない。
基本は帰り道に聴いているが、朝一発目に「Out Of The Black」を聴くと目が覚めてアドレナリン出まくりになる。
7.Ed Sheeran『X』
特に聴いている曲
・Sing
・Photograph
・Tenerife Sea
・Thinking Out Loud
・Afire Love
正直、最初聴いた時にはそんなに惹かれなかったのだが、MTVのチャートで何度も見かけたり、ライブの映像を見てどんどん気になるようになった。
そして、その才能に気づいてアルバムを手に入れてしまった。
それがイングランド出身のエド・シーランであった。
Ed Sheeran - Sing [Official Video] - YouTube
ギターと歌だでライブをやってしまう。それも何万人規模の野外で。
当然、「Sing」なんかをやるとオーディエンスが歌いまくる。
楽曲のクオリティの高さとキャッチーさ、歌の上手さが重なってとにかく最高の音楽を紡ぎ出すのだ。
歪んだギターが紡ぎ出すヘヴィなロックではない、もっとスカスカなサウンドなのにハートの熱さが感じられる曲なのである。
とにかくエド・シーランのセンスに脱帽するばかり。
帰り道に聴くことが多い。静かな曲も多いし。
8.Destrage『The King Is Fat'N'Old』
特に聴いている曲
・Jade's Place
・Collateral Pleasure
イタリアのメタルバンドDestrageの2010年発売の2ndアルバム。
メタルバンドなのだが、本作は北欧っぽさがあまりなく、スラッシュメタルの要素やインダストリアルっぽさが前に出ている。
出会いは洋楽のバンドを漁っていたときだった。
オルタナティブロックバンドを探していたつもりだったが、行きついたのがイタリアのメタルバンドになってしまい、思ったものと全然違うモノが出てきたのである。
DESTRAGE - Jade's Place - Official Videoclip ...
デスボイスやスクリームもあり、ギターのテクニカルなフレーズが織り込まれていて、手数の多いドラムも繰り広げられているので音楽的には特盛りで薬味が効きまくっている状態。
その中でも割と聴きやすい2曲を良く聴いている。
メタルバンド特有のとにかく前のめりになって突っ込んでいく姿勢や攻めまくったフレーズを聴くとアドレナリンが出る。
なので、出勤時に聴くようにしている。
9.Noisemaker『DOUBLE COLOR SHEEP』
特に聴いている曲
・THE NEW ERA
・SOMEBODY WANTS DAYS YOU CLOSE
北海道出身のラウドロックバンドであるNoisemakerのFull 1st Album。
2013年に本アルバムをリリースしているのは知っていたのだが、手に入れたのが今年。
当時、良く見ていた深夜番組のテーマ曲になっていたのがきっかけ。
NOISEMAKER -THE NEW ERA-【Official Video】 - YouTube
いわゆるエモに分類されるであろうヴォーカルとヘヴィなサウンドなのだが、他のエモバンドよりも音の太さが出ているように思える。
いわゆるドンシャリなギターやベースではないミドルを大事にした音作りをしているようで、音抜けは多少犠牲になっているが、その分の音の太さがある。
そして、ギターが正しい立ち位置にいることでベースで本来の重さ・ヘヴィさを出せているのも大きい。
歌詞は英語。
ONE OK ROCKが好きならこのバンドも好きになれるんじゃないだろうか。
聴くのは行き帰り関係なくいける。
ヘヴィなサウンドで他のバンドと違うものを聴きたい時に最適。
10.Slash Featuring Myles Kennedy & The Conspirators『World on Fire』
特に聴いている曲
・World On Fire
・Automatic Overdrive
・30 Years To Life
・Too Far Gone
・Withered Delilah
元Guns N' Rosesのギタリスト、スラッシュとAlter Bridgeのヴォーカルであるマイルス・ケネディのユニットの2枚目のアルバム。
発売自体は2014年で持ってはいたのだが、あまりちゃんと聴いていなかった。
確かSUPER GTの番組である「SUPER GT +」を見ていてカッコいい曲があると思って調べてみたら「World On Fire」であった。
そこからよく聴くようになった。
Slash ft. Myles Kennedy & The Conspirators 'World ...
スラッシュのギターはブルースベースなので、ストレートな王道のハードロックに聴こえてもフレーズはちょっとだけひねってある。その辺がスラッシュらしさであり、良さだと思っている。
そして、マイルス・ケネディのヴォーカルは最高にカッコイイ。
この辺の良さはALTER BRIDGEの記事で触れている。
王道のロックをちょっとひねっているけど、それでも王道。
分かりやすくて爽快なハードロックを聴かせてくれる。
これは通勤時に良く聴いている。
歩きながら聴くには持って来いだ。
最後に
2015年前半戦の自分の生活を彩った音楽達である。
どれもおススメできるし、是非とも聴いていただきたい。
どうもロックに寄っているがその辺が好みなのでお許しいただきたい。
2015年後半戦に向けてはBLUE ENCOUNTの『≒』(ニアリーイコール)やCarly Rae Jepsenの『Emotion』辺りが自分の生活を彩ってくれそうな雰囲気がある。
上記2枚は既に売れている&売れるのが確実である。
2015年のパワープレイした曲も紹介予定である。
アルバム単位と曲単位ではもう少し違う色が出るのではないかと思う。
2015年後半も音楽を楽しみ続けたい。
<2015年12月7日 追記>
書きました。2015年下半期編。
こちらからは以上です。
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