グラミー賞のノミネート作品が発表になった。
自分は毎年楽しみにしていて、いい音楽と出会う機会として最高のイベントの一つだと思っている。
グラミー賞とは
ナショナル・アカデミー・オブ・レコーディング・アーツ・アンド・サイエンス (NARAS) が主催する音楽賞。
アメリカ合衆国の音楽産業において優れた作品を創り上げたクリエイターの業績を讃え、業界全体の振興と支援を目的とする賞だが、今日世界で最も権威ある音楽賞のひとつとみなされており、テレビにおけるエミー賞、舞台におけるトニー賞、映画におけるアカデミー賞と同列に扱われる。
wikipediaより
グラミー賞は年に1回のアメリカ最大の音楽賞。
日本のレコード大賞とは比べ物にならない。
ここでノミネートされるだけでもかなり注目を集め、受賞すると一気にスターダムへ駆け上がるのだ。
発表はアメリカ現地時間の2月15日である。
その中でも RECORD OF THE YEAR(最優秀レコード賞 )はシングル曲の演奏者や製作チームに授与される賞。
あくまでそのシングルを審査するのだ。
2016年第58回グラミー賞のノミネート作品を見ていこう。
Really Love/D'Angelo And The Vanguard
D'Angelo and The Vanguard - Really Love - YouTube
D'Angelo(ディアンジェロ)はR&B、ファンク、ソウルを主戦場としているシンガーソングライター。
2000年に発売したアルバム「Voodoo」で名実ともにスターとなった。
そんなディアンジェロが14年ぶりに発表したのが「Really Love」である。
ヴィンテージ機材を使ったこだわりのサウンドとライブ感。
この曲自体はとにかくハイトーンで歌っており、ほとんどニャーニャー状態w
それでも安定のバンドサウンドが心地いい1曲。
ビルボードチャートではHot R&B/Hip-Hop Songsで43位をとっただけだが、それ以上の力をもった曲だ。
Uptown Funk/Mark Ronson Featuring Bruno Mars
Mark Ronson - Uptown Funk ft. Bruno Mars - YouTube
Mark Ronson(マーク・ロンソン)はイギリス出身のDJ、シンガーソングライター。
そして、フューチャリングされているのは飛ぶ鳥お落とす勢いのBruno Mars(ブルーノ・マーズ)
マークとブルーノは2012年のブルーノのアルバム「Unorthodox Jukebox」で共演している。
とにかくノリが良くて踊れる1曲であるUptown FunkはMTVのダウンロードTop20によく顔を出す。
かかりまくっていて、売れまくっている。
アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、スペインのチャートで1位を獲っているいる受賞大本命の曲である。
Thinking Out Loud/Ed Sheeran
Ed Sheeran - Thinking Out Loud [Official Video ...
Ed Sheeran(エド・シーラン)はイギリスのシンガーソングライター。
シンガーソングライターを始めたころは売れなくて、路上生活をしていたくらい貧乏だった。
そんな彼がデビューをしてヒットを連発している。
自分もそんな彼の曲を気に入って2015年上半期パワープレーしたアルバムにしている。
変わったアレンジやスカスカの音が得意なのだが、このThinking Out Loudという曲はとにかく王道のバラードに仕上がっている。
これまた全世界で売れまくっているアルバムに収録されており、シングルとしての売れ行きは他のノミネート作品には負けていない。
Blank Space/Taylor Swift
Taylor Swift - Blank Space - YouTube
カントリー少女だったテイラーが大人の女性になってポップアイコンになっていってその最たる例がこの曲だろう。
テイラー・スウィフトについてはこちらを参照していただきたい。
アルバム「1989」の2ndシングルであるこの曲は、メディアで言われているような悪女としてのテイラーを描いている。
それは当然ジョークであって、本当のテイラーではない。
これも売れまくっていて、すでに2015年の MTV Video Music AwardsやPrimetime Emmy Awards、American Music Awardsを受賞している。
女王テイラーがどこまで賞を取り続けるのか!?
Can't Feel My Face/The Weeknd
The Weeknd - Can't Feel My Face - YouTube
The Weekndはカナダ出身のR&Bシンガー。
King of Popことマイケルジャクソンにも負けない楽曲をもってノミネートされた。
これまた全世界で売れまくりの曲。全米シングルチャートで1位も獲得している。
楽曲の構成はシンプルで印象的なベースラインにThe Weekndの突き抜けるような歌声が広がっている。
2015年夏から売れているが、他の楽曲と比べて遅い時期に売れているのでそれが吉と出るか凶と出るか楽しみにしたい。
最後に
ノミネート作品はUptown Funk以外は落ち着いた作品が多い。
また、しっかりとしたメロディラインがあることも特徴だ。
この中からRECORD OF THE YEARが選ばれるわけだが、自分の予想としては
Ed SheeranのThinking Out Loudかなと。
一番王道で、いい歌がこれなのかなと。
予想が当たるのかは2016年2月16日まで分からない。
こちらからは以上です。
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