Jailbreak

新しい世界の切り取り方

アーティストのルーツを探ると音楽がもっと楽しくなる

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音楽の幅の広げ方たり、音楽の深さをより深く知るとその音楽をもっと好きになることが経験上多い。自分がたくさん音楽を聴くのはそういう理由が半分、あと半分は単純な興味で新しい音楽を聴いている。

好きなアーティストや好きな曲のルーツを探るとまさにそんな体験ができる。今回はそんなお話。

 

ルーツを探るようになったきっかけ

自分が音楽を聴き始めて数年後の13歳位の頃。洋楽を聴き始めて、テクニカルでへヴィなロックが大好きになっていた。そんな時、10コ離れた従姉に様々な洋楽アーティト詰め合わせ状態のカセットテープを山ほど貰った。Deep Purple、Stray Cats、Rainbow、Bob Marley…ハードロックもポップスもレゲエもゴチャ混ぜ。その従姉が言うには「ルーツを探っていったらこんな風に色んな音楽を聴くことになったんだよね。自分の好きなアーティストのルーツとなった音楽を聴くのもいいもんだよ。」と。

山ほどもらったテープを聴いてカッコイイと思うものもたくさんあったし、知らない音楽でも良いと思えるものがあるのは確かだった。そんなこともあって、そのアーティストのルーツを探るのは当然のことになって今に至る。アーティストの情報を漁る時には必ず気にする情報の一つだ。

ルーツの探り方

音楽雑誌やネットでのインタビューを読むと、影響を受けたアーティストだったり好きなアーティストや音楽に触れられることがある。それこそ、そのアーティストのルーツだ。

そういう視点でインタビューを読むと良い。具体的にアーティスト名が出てくることもあるし、○○年代のポップスを聴いたとか××年代のダンスミュージックが好きとザックリしたものもある。こういう時はその年代のそのジャンルの代表的なアーティストを試しに聴いてみるのが良い。最近はYouTubeでも十分雰囲気を味わえるし、気に入れば手に入れればよい。

また、最近何を聴いているかという質問に答えたり、製作期間によく聴いていた音楽をインタビューで答えていることもある。これはちょっとルーツとは違うが、その作品に影響を与えている可能性が高くてとても有益な情報だ。

ただ音楽雑誌のインタビューを眺めるよりも、こういう視点を持って情報収集するのはまた新しい音楽の出会いになるのだ。

 

アーティストのルーツを探ると音楽の幅が広がる

好きな音楽には大なり小なり影響を受けるもので、楽器に関していえばコピーしたフレーズによってその人の音楽が出来上がる。

例えば、自分はMR.BIGのポールギルバートが好きで、そのルーツを探ったことがある。

dankantakeshi.hatenablog.com

ここからThe BeatlesやLed Zeppelin、Van Halenあたりを聴くようになって、ハードロックのカッコイイフレーズ、ブルージーで味のあるギター、ポップで口ずさめるようなメロディの源泉を知った。

The Beatlesくらいだとかなり有名なので、ポールギルバートをきっかけとしなくても聴くことはあっただろうが、Pat Travers Band辺りは一生手を出さなかったはずだ。こうやって聴くことがなかったかもしれない音楽に出会えるのが最大の魅力。そして、そのアーティストが好きなものが現れるとまた違う喜びを感じることができるのだ。

最後に

案外アーティストのルーツを探ると新旧洋邦問ジャンルを問わず様々な音楽に出会える。TVで見聞きしたリ、ラジオで聴いたりしていいなと思って好きになるのとは、全く違う体験から音楽を聴くことになる。情報が先で音楽を手に入れる形になるので、聴いて買う・ジャケ買いとはまた違うものだ。

 

こちらからは以上です。

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