Jailbreak

新しい世界の切り取り方

好きなことを思う存分自分の言葉で語る場としてのアメトーーク!が好き

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深夜帯のテレ朝が好きだ。特に報道ステーション後の23:15から始まる番組が好きで、自分は第二のゴールデンなんじゃないかと勝手に思っている。以前の番組だが、大好きだった怒り新党のネタで記事を書いたこともある。

現在だとかりそめ天国に変わってしまっている。ただ、毎回思うのはこの時間帯に出演する女子アナの良さが半端じゃない。怒り新党では夏目三久、その後継として青山愛、かりそめ天国では久保田直子、最近だと激レアさんを連れてきたでの弘中綾香とキャラと自分の立ち位置をいい具合に確保していて、毎回嬉しく思う。

 

この第二のゴールデンの時間帯でも、自分は特にアメトーーク!が好きだ。最近だと、運動神経悪い芸人や絵心ない芸人、ちょっと古いと中学の時イケてないグループに属していた芸人等、特定の人たちをイジって笑いを取るパターンもあって、こういうパターンの面白さは分かるのだが、ちょっと残念な気持ちになることもあるし、そもそも面白くない時もある。

自分の好きなものを好きなように語るパターンのものはかなりの確率で面白くて好きだ。古くは家電芸人やガンダム芸人、最近では読書芸人等が該当する。それ以外でも特定の作品を扱ったもので、グラップラー刃牙芸人、キン肉マン芸人なんかもそうで、とにかくその作品の魅力を、そこにいる芸人が熱く語る。本当にそれを好きな人が良いと思うポイントを語るので、知らないものの魅力を知ることができる。もちろん、その中には全然わからない言葉や世界観があるのだが、そういう部分も含めて面白いのだ。

だいぶ前のプロレス大好き芸人で、控室のインタビューで橋本信也が「時は来た」と発言して、その後ろにいた蝶野正洋がニヤケてしまうところをイジったり、笑いにつなげがちではある。それでも、そんな細かいワンシーンにスポットライトを当て、なんだかマニアックなことを知った気になって楽しむなんていうのもある。

個人的にはちょっと弾けますギター芸人は自分のよく知っている分野であったりするので、別の視点で見てみるのもなかなか楽しかった。大抵出てくるあるあるネタなんかは共感できたりして。

 

普段の生活の中で熱っぽく語る場面なんてなかなかない。たまに飲みに行って、どうでもいい話をしているときに誰かが語り始めることもあるが、なかなかイメージの共有ができなくてイマイチ伝わらないことも多々ある。そこがテレビだと上手いこと説明されるので、分かりやすくなる。単純な1人のオススメより、複数人が同意できるオススメ内容を共有してもらった方が、自分にもその面白さが分かる可能性も高い。ハズさず、面白さを手に入れようとするとそういう手間もかかるが、アメトーークなら既に複数人がオススメする状態になっているので、問題ない。

 

アメトーークは様々なくくりでネタとしてとらえるため、たまにディープな時もあるが、そんな時だからこそ面白いときもある。やっぱり、好きなものを好きなように語っている人の話を聴くのは楽しい。自分が今までアンテナを張っていなかったようなところの面白さに気付けるのだから、止められない。

 

こちらからは以上です。