スリーピースバンドも邦楽編が今回で第6回。
もちろん、洋楽編も用意しているのだが、邦楽編を書き切ってからの予定である。
前回はガールズ3ピースバンドを紹介した。
ピアノヴォーカルを中心としたスリーピースバンドを紹介しよう。
風味堂
風味堂は2000年に結成しているのだが、その出会いが何とも言えない。
スタジオのメン募(メンバー募集)の張り紙で出会った3人なのである。
その頃には皆20代前半であり、音楽的なベースは出来上がっている状態な為、全員の音楽的バックボーンが異なるのである。
楽曲はピアノ・ヴォーカルの渡が書いている。
歌声は森山直太郎風に聴こえることも多いが、高音は細く尖っていて、中音~低音は力強いのである。
歌詞は恋愛をテーマとしていると思われるものが多く、やや女々しい傾向がある。
とはいえ、女々しい男の歌詞は優しさと表裏の関係であることを忘れてはいけない。
最大のヒットは6thシングルの「愛してる」がオリコン10位である。
とても売れているバンドではないが、コンスタントにランクインをしている。
風味堂のおススメ曲は「大切にするからね」と「サヨナラの向こう側」である。
どちらも恋愛がテーマの楽曲なので、分かりやすいのではないだろうか。
もちろん、PVも素晴らしい。
Chicago Poodle
Chicago Poodle 「ODYSSEY」 - YouTube
シカゴプードル(以下、シカプー)との出会いはラジオだった。
デビュー直後だった彼らの音楽は風味堂のそれとは違う新たなピアノスリーピースバンドのあり方を示してくれていた。
よりピアノをスリリングにドラマチックに使うのである。
それもそのはず、彼らは同志社大学の出身。頭の出来はいいのである。
ただ、残念ながらそれほど売れているわけではない。
そんな彼らのおススメ曲は「タカラモノ」と「泣いたらええ」の2曲。
特に「タカラモノ」は2本もPVがあり、某仰天ニュースで使用されたことで一時期有名になっている。
歌詞もPVも分かりやすく素敵なので、是非ごらんあれ。
Chicago Poodle「タカラモノ」Wedding篇 MUSIC CLIP フルサイズ ...
Chicago Poodle 『タカラモノ』MV ~家族愛 篇~ - YouTube
Chicago Poodle「泣いたらええ」PV - YouTube
WEAVER
WEAVER 「僕らの永遠~何度生まれ変わっても手を繋ぎたいだけの愛だから ...
WEAVERは2009年にメジャーデビューした。
2004年に同じ高校の同級生で結成している。
出身は神戸である。
特徴としては曲作りが少し変わっていて、ドラムの河邉 徹が全ての楽曲の作詞を行っており、ヴォーカル・ピアノの杉本雄治とベースの奥野翔太が作曲を行っている。
立ってピアノを弾く姿が印象的。
まだ大きく売れた曲は「僕らの永遠〜何度生まれ変わっても、手を繋ぎたいだけの愛だから〜」くらいだが、活動歴も浅いのでこれからヒット曲に恵まれることを楽しみにしたい。
歌詞は全体的にナイーブであったり、女々しくあったりと先に紹介した2組と似た傾向がある。
こちらからは以上です。
-「愛してる」収録-
-「大切にするからね」収録-
-「サヨナラの向こう側」収録-
-「タカラモノ」収録-
-「泣いたらええ」収録-
-「僕らの永遠〜何度生まれ変わっても、手を繋ぎたいだけの愛だから〜」収録-
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