Jailbreak

新しい世界の切り取り方

楽器を買うときには予算内で気分が一番アガがるものを手に入れろ!

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ほぼタイトルで言いたいことは言っていて、これは別に楽器に限らないと思う。

もう少し正確に書くと、予算内で気分が一番アガって、もったいなく使えるものを買うのがいいということ。

 

最近、中古だがスネアを購入した。そもそも、マイスネアは1台所有していて、それ自体に不満はない。なので、ただ単にそのスネアが欲しいという所有欲が先にあって、実用性は元々のスネアほど重要視していなかった。 ただ、これが叩いて気持ちいい音を出すのでメインスネアにしようか迷っている。これも、新しい音だから気持ちいいのか、本当に好きな音だからかは分からないが、最近サボり気味だったドラムの練習をまた始めたのは事実。気分がアガると色々いい効果がある。練習もするし、それ自体を大事にする。何より使っている時間が楽しい。

そして、もう一つ大事なのがもったいなく使えるものという点。今回買ったスネアは4万円程度で、スネアの中では安い方。だからこそ、バンバン叩けるし、使い込んでやろうという気で買っている。これがもし、100万円もするヴィンテージのスネアだったら、こんなにバンバン叩けない。このいくらだったらもったいないと思わないで、気持ちよく使えるかというのは大事だ。ただ、ここでもう一つの考え方とバランスをとるのがよい。1回/1日いくらか?という考え方だ。例えば、4万円のスネアをライブで1回だけ使うと、1日4万円になり、100万円のスネアを365日使うと1日約2,740円ということになる。価格が高いだけでなく、1回いくらになるからor何回使えば安いと思えるかということが自分の中で納得できる価格であるのは大事なことだ。

 

これが自分の基本的な姿勢なのだが、たまにアドバイス側になることもある。ギターってどれくらいの価格なの?ドラムのペダル買おうと思うんだけど、何がオススメ?みたいな質問がある。特に初心者にも満たない楽器すら持ったことがない人が、楽器を始める時だ。多分、失敗しても(使わなくなっても)可能な限り傷口を小さくしたいみたいな気持ちを持っているのと、そもそも楽器はどれくらいのものを買えば良いかピンとこないとかそんなところだろう。そこには安かろう悪かろうは嫌だが、可能な限り安い方がいいなんていうコスパを求めていたりもする。

そんな時に自分なら、まずこう問いかける。「好きなミュージシャン・アーティストはいる?その人が使っているものはどう?」これは一つの指針で、好きな音楽をやっている人と同じものを手に入れようとするのが好きなものに届くのに手っ取り早い。もし、そのモノが無理でも同じアーティストモデルでも廉価モデルがあったり、似たようなモデルで安いモデルを手にする方法がある。ギターならシグネチャーモデルを持つのも良いし、スネアならその人の同じモデルとまではいかないまでも、同じメーカーや同じ材質を使ったものを勧められる。自分の好きな人と同じものを持てるのに気分がアガるならこれは間違いない。

それがダメなら「出したい音はある?この曲のこの音とか具体的にある?」と問う。知らない人ほど結構変わった音が好きなことがあって、”それ特定の楽器じゃないと出ないよ”みたいなことがある。どう聴いてもアクティブのベースじゃないと出ないバキバキの音だったり、それギターじゃなくてエレクトリックシタールだから!みたいなこともある。そうなってくると、ちょっと尖った機材をオススメすることもある。何事も好きな音でできると楽しいもんだ。

それでもダメなら最終手段「楽器名 入門モデル」で検索をすすめる。入門モデルは材質こそプロに劣るが、廉価でとりあえず手を出すには十分だったりする。そこからさらに高い楽器が欲しくなるなら、その後それ以上のものを買えばいい。その中の価格帯なら安くてもそこそこの楽器が手に入る確率が高い。

こんな感じで自分の気に入ったものを手にするのが良いのではないだろうか。 

 

こちらからは以上です。

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