中学1年生の頃からの友達がいる。
ただ席が前後だったというだけだが、未だに飲みに行く仲だ。
そんな友人が年末に必ずやっていた恒例行事がある。
それは所有しているCDを全て聴きなおすということだった。
全てのCDを聴きなおすということ
1年に数枚ずつ手に入れていったCDを全て聴きなおすのは、その聴いていたタイミングを思い出すことになる。
思い出とともに音楽があると、思い出すきっかけとなって非常によい。
また、シングルやタイアップがある曲は良いのだが、アルバムの1曲に珠玉の1曲の再発見のチャンスとなる。
案外アルバムの全曲を聴くことが少ないのではないかと思う。
こういう年末のゆっくりとした時間の中で再度音楽を聴くことが音楽の価値の再発見となる。
中学3年で方向転換
とはいえ、全ての音楽を聴くのはCDの枚数が少ないからできたこと。
10枚、20枚と増えていくと全部聴くことは実質困難になる。
その友人は新品でCDを買う以外にブックオフやGEO等の中古CDショップでCDを買うこともしていたので、中学生の小遣い(月数千円)の割にはCDをたくさん持っていた。
そして、上記の通り全ての音楽を聴き返すことは1か月かけてもできなくなったため、その年に買ったCDを聴き返すことにしたのだった。
今ではiTunes等で音楽をデジタル管理していれば、いつ音楽を手に入れたか(PCに取り込んだか)は分かるので、1年以内に買ったものを探すのは容易である。
1年の振り返りとしての音楽
その聴いていたタイミングと音楽が連想されるようになると、色々なことを思い出すことができる。
このブログで書いた新しい音楽の出会いを振り返って見ようと思う。
2015年の始まりとともにぶっ飛んだのがRoyal Bloodだった。
ベース&ヴォーカルとドラムだけでこんなにへヴィでカッコいい音楽ができるのはスゴイと思った。
Jazzを聴いてみた。
まずはバップだ!となった。
その結果、Jazzがあんまり合わないことが分かった。
上半期によく聴いたアルバム。
春~夏に合う印象が残っている。
そして、上半期よく聴いた曲。
1曲1曲が個性的なので、具体的なエピソードや風景を連想させてくれる。
ゲスの極み乙女も聴いた。
何なら曲を分析したから、「猟奇的なキスを私にして」は死ぬほどリピートして聴いた。
新しいカヴァーアルバムにも出会った。
原色のような派手なアルバムとほとんど透明のアルバムの対比は良かった。
そして、下半期に聴きまくった曲。
これはもう最近の記憶なので、振り返る必要がない。
アルバムも現行で聴いているので、わざわざ振り返らなくてもiPodの普段のプレイリストを聴くと流れてくる。
最後に
振り返ってみると新しい音楽の発掘もやったつもりだったが、それよりもいつも聴きなれた曲を聴いていた時間の方が長かったのかもしれない。
これも今年の音楽を振り返って気づいたことである。
これを読まれた方も是非今年手に入れた音楽を振り返っていただきたい。
案外意識していない傾向があったり、共通点が見えるかもしれない。
もしくは、とにかく1つのアーティストの曲ばかり聴いていたのが分かるかもしれない。
また、これは音楽に関わらず本なんかも再度読み返してみると良いかもしれない。
今年がこんな年だったから、来年はこんな年にしよう。
そう考えるためのネタになることだろう。
こちらからは以上です。
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