自分、はてなのTOPページを良く見るのですが、気になる記事がありまして。
山本一郎さんが書いているものなのです。
なるほど、音楽のパクリ問題ですね。
アメリカのお話なので、日本とはちょっと環境や法律が違う気がするのですが、著作権問題って怖いですね。
似ている曲なのか
Robin Thickeの「Blurred Lines」は知っていましたが、MARVIN GAYE 「GOT TO GIVE IT UP」は知らなかったので、聴き比べてみた。
Robin Thicke Ft TI Pharrell) Blurred Lines ...
GOT TO GIVE IT UP - MARVIN GAYE - YouTube
ん~、雰囲気は似ている。
ドラマー目線からすると似たアクセントを付けている(4拍目裏のハイハットのオープンとかね)けれどリズムサイクルが異なるからちょっと違う。
歌の雰囲気も違うかなぁ。「Blurred Lines」は歌以外にラップっぽく歌詞を詰め込んでいるし。
ファルセット(裏声)で歌うのなんてこの手の歌ならよくあると思うんだけどな。
詳しく分析すると違うと思う。
アメリカの陪審員には違いが分からなかったということなのか、その違いを分かるように法廷で説明できなかったのか。
日本でもあるパクリ問題
よく似ている曲・パクリの曲なんて話題があって、まとめまであります。
よくまとめて作ったもんです。拍手モノです。
ただ、この辺の話は作る側が気にする話で、聴く側って下手するとどうでもいい話なんですよね。
Robin Thickeの「Blurred Lines」も、MARVIN GAYE 「GOT TO GIVE IT UP」も良い曲ですが、聴く側としてはそれで終わりの人も多いはずです。
自分は音楽を聴いていて「ああ、○○と似ているな」と思うのだけど、思うだけ。
音楽を作る人としては、「自分の方が先に作ったのに、何で売れてるんだ!」と思ってしまうってことです。
音楽は才能が必要ですが、自分の足りない才能を絞り出した音楽が売れなくて、それをパクッたら売れているんだもの。
そして、著作権がある人がそれを盾に裁判を起こすわけですね。
関連するお話は別に書いています。
恐いのはこれから
アメリカは訴訟大国で、日本の7倍以上の数になりみたいです。
新しい音楽を作って、ちょっと似ていたからといって訴訟を起こされては新しい音楽家が育たなくなるのがイヤだなと。
グラミー賞で4冠をとったサム・スミスも似ている曲があると訴えられています。
仮に盗作だったとしても、「stay with me」は間違えなく名曲です。
今回はダメだったかもしれませんが、次にオリジナリティのある音楽を制作・発表してくれることを望みます。
こちらからは以上です。
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