音楽の楽しみ方は人それぞれだが、自分は何かの曲の中に他の曲の破片が見えると楽しくなる。
パクリとかそういうことではなく、影響されることがある。
ただ、今回はどう考えても狙っている。
狙って曲をマッシュアップしている。
でもこのセンススゴイ!
THE BEATMAS
THE BEATMASをご存じだろうか。
自分がビートマスと出会ったのはもう10年以上前。
COMME CA ISMでビートルズが店内に流れていたころ。
COMME CA ISM(コムサイズム) | FIVEFOXes ONLINE STORE
年末に向けての時期になってくると、このビートマスがかかっていた。
ぱっと聴いた感じはビートルズなのだが、ちゃんと聴くと知っているクリスマスソングになっているのだ。
それに気づくのに多くの時間は必要なかった。
歌やアレンジはビートルズそのもので歌詞とメロディはクリスソング
例えば、このJingle Bell Rock。
The Rubber Band - Xmas! The Beatmas - Jingle ...
ベースとなっている曲はクリスマスソングの定番「Jingle Bell Rock」
Jingle Bell Rock / Bobby Helms 1957 - YouTube
そして、これにBeatlesのPlease Please Meを掛け合わせる。
The Beatles - Please Please Me - 2009 Stereo ...
このように、クリスマスソングをビートルズの名曲とほぼ完コピの歌と演奏がこのビートマスの魅力である。
こんな具合で12曲が収録されたアルバムが1枚だけなのがもったいない。
こんな楽しみ方
クリスマスシーズンにはこの音楽がもってこいだ。
例えば、パーティーのBGMにすると気付いた人との会話が広がるかもしれない。
もしくは、車でこのアルバムを流してもよいかもしれない。
こんなことができるのはクリスマスの時期くらいだ。
多分、生粋のビートルズマニアも楽しんでもらえるのではないだろうか。
子供受けはあまりしないかもしれない。
やっぱり子供はスタンダードなものをそのまま聴かせるのが良いかもしれない。
最後に
こんな風に音楽と音楽をマッシュアップできるセンスは凄い。
ヒップホップなんかでよく使われるサンプリングとはまた違う音楽の楽しみ方である。
わかる人には一聴すれば原曲が何だか分かる。
そんなことができた瞬間はちょっとだけ優越感が感じられたり、そうじゃなかったり。
ちょっとだけ音楽を違う観点で聴くきっかけにおススメの一枚だ。
こちらからは以上です。
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