Jailbreak

新しい世界の切り取り方

自分が近年行っているゴールデンウィークの過ごし方

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先に結論だけ言うと、漫画の一気読みをすること。

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毎年ゴールデンウィークは暦通りの休みを取ることが基本で、たまに平日も絡めて〇連休みたいなことになることも多い。そうなると、まとまった時間ができるので、普段できないことをやろうと思う。普段自分は何をやっているかというと、音楽を聴いて、バンドの練習をして、天気が良ければ自転車に乗っている。

これじゃないことをやるのが良さそうな気がして、毎年気になる漫画を大人買いして一気読みするのがここ数年の過ごし方。とは言っても、普通に生活もしつつ、10巻程度の単行本を2日程度かけて読むだけなので、そんなにスゴイことをやっているわけではない。

だが、「何もやらないうちに休みが終わっちゃった」と思うより「読みたいと思う漫画を読み切った」と思った方が時間を有効に使えた気がするので、有意義な気がするだけと言えばそれまでかも。

例年通りだと、4月の中旬には読むものを大体決めて、Amazonで物色して購入をしておく。そして、4月後半には手元に届いて連休を待ち構える。 

近年読み切った漫画

ここ何年も一気読みをしているので、実際に読んだものを紹介したい。なお、自分は『このマンガがスゴイ』で紹介されていて、気になった作品を読む傾向がある。

四月は君の嘘

四月は君の嘘(1) (月刊少年マガジンコミックス)

 

天才ピアニストが出会う、絶頂とどん底を繰り返す、高低差ありすぎて耳キーンってなる青春ストーリー。自分が音楽をやっているので、ある程度音楽の知識で楽しめたし、何より最高と最低を行ったり来たりする感じがズルい。一番ズルいのは、主人公の有馬公生の天才さとヒロインの宮園 かをりの天真爛漫さ。映画は見ていないけど、宮園かをりは広瀬すずみたいな可愛らしい感じじゃなくて、吉高由里子くらい根本から違ってる感じだと思うんだけどな。絵も好きだし、ストーリーも良かった。

全11巻で、別巻でCodaがあるので12巻。感動するぞー。

うさぎドロップ

うさぎドロップ 1巻 (FEEL COMICS)

自分はどうも大人と子供の組み合わせのストーリーに弱い。所謂育児モノが該当するのだけど、ノンフィクションはあんまり好きじゃない。別に肝っ玉母ちゃんの話を読みたいわけではないのだ。それよりも事情により子育てしなくちゃいけなくなった設定みたいなのが好きで、うさぎドロップはまさにその類の話だった。 

亡くなった祖母の子供(5歳の女の子)の鹿賀りんを引き取るところから始まり、主人公の大吉(30歳独身)の元で一緒に生活していく。話はしっかりと時間経過があり、みんな歳を取っていくので、その年齢の頃にしかないであろう悩みだったりエピソードがあるのでなかなか面白い。

良く考えたら、これもアニメ・映画になっている。2012年に作品は終わっているので、そんなに古い感じもしないし、本編9巻、番外編1巻の全10巻なので間延びせず丁度良い長さだった。

甘々と稲妻

甘々と稲妻(1) (アフタヌーンコミックス)

これも子育てモノ。ただし、こちらは母親を亡くした父子家庭の話。個人的にはこういう子育てモノで最初に読んだのが「赤ちゃんと僕」で、弟の実が5歳くらいだったのでちょっと設定が近いので入りやすかった。あとは、漫画アプリで最初の数話を読んだことがあって、面白いのが分かっていたのでちゃんと読もうと思って読んだのがきっかけ。

子育てモノでありつつ、実は料理モノの要素もあって、実際に調理もする。そして、おいしそうな料理を最高の反応で娘のつむぎが食べる。ストーリー自体はとてもアットホームだし、人間関係を考えさせられるとても良い作品。

まだ連載中のため、自分が読んだのは7巻まで。新しいのが出たら読もうと思っている。

秒速5センチメートル

秒速5センチメートル(1) (アフタヌーンコミックス)

 

今や飛ぶ鳥を落とす勢いの新海誠作品。その中でも抜群の殺傷能力を持つ「秒速5センチメートル」もゴールデンウィークに読み切った。入り方としては映画→小説→漫画の順で、漫画だけを読んだわけではない。

10代の青さ、やり場のない想い、理想と現実がねじれていく状況。ホント、ちょっとしたところで一気にダークサイドに落とされるから気を付けた方がいいし、何なら桜がキレイに見えなくなるから注意。

本当の意味で自分と向き合えたので、これは時間をかけて古傷やかさぶたを再認識するのには良いが、一般的な面白さを求めてはいけない作品だった。

今年読もうかなと思っている作品

毎年1~2作品程度の読み進め方なので、量に左右されるが今年はこの辺の作品を読んでみようと思っている。

俺物語!!!

俺物語!! 1 (マーガレットコミックスDIGITAL)

もうブームは去っているが、ちょっとアニメを見たことがあって、面白そうだなと思って。多分、嫌いな絵ではないし、読めそうかなと。案外恋愛もの好きっすよ。

海街diary

海街diary 1 蝉時雨のやむ頃

映画は見たことがあるけれど、それほど面白さというか考えるポイントが分からなかった気がして、ちゃんと漫画で読もうと思って。やっぱり、映画とかアニメになっている作品はそれなりに人気があることの証拠なので。

弱虫ペダル

弱虫ペダル 1 (少年チャンピオン・コミックス)

先述の通り、昨年クロスバイクを買った関係で興味がある。何より、クロスバイクの話をすると「弱虫ペダル」読んだ?って訊かれるし、何なら「弱虫ペダル」は面白いから絶対読めと言われる。ま、言われるのがほぼ女性だということが気になる点ではあるが、それは良しとしよう。それよりも50巻もあるけど、読み切れるのか、自分。

恋は雨上がりのように

恋は雨上がりのように(1) (ビッグコミックス)

これも話題になっている木がしている。恋愛ものなのは何となく知っていて、まだそんなに話も進んでいない(7巻)ので、読み切れるかなと。あとは、この絵の感じがちょっと好きで気になる。

37.5℃の涙

37.5℃の涙(1) (フラワーコミックス)

これも何かで見かけて、気になっている。これも子育てモノなのかなと思いつつ、そうじゃないところもあるのかなと。子育てモノはエッセイとはまた違う視点をくれるので好き。

最後に

漫画に限らず、今まで買っておいた本やCDやDVDを一気に消費するのは良い過ごし方だと思う。何もわざわざ遠出をするばかりがゴールデンウィークの楽しみ方ではないし、自分が充実した時間を過ごしたと思えればそれでいいのだ。自分で言うと、いつもにも増して山ほど音楽を聴くし、バンドの練習もするし、クロスバイクで遠出もする。それと合わせて読みたいマンガを一気に読む。

まとまった時間ができると何して良いか分からないなら、ちょっと気になるお話を自分の中に取り込んでみるのも良いかもしれない。

こちらからは以上です。

 

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