タイトルはあくまで一例で、一般的にはこの曲が代表曲なんだろうけど、自分の中ではこっちの曲が一番なんだよなってことを言いたくて。
これって別にそのアーティストに詳しかろうが詳しくなかろうが関係なくて、一般に言われていることとか評価されている曲は分かってはいるが、自分の中でこのアーティストの一番の楽曲をあえて挙げるならその一般的な曲じゃない曲を選んでしまうことってあると思うんです。特にオススメを尋ねられたり、好きな曲を訊かれたりするときだったり、もしくは他人がこの曲がオススメ!って言っているのに対して、自分はこう思うんだ!と言いたくなる時なんかによく見られます。
そう、自分がオススメ曲をまとめると大抵ブコメで皆様が好きなものを好きなように書いてくれます。別にこれ自体自分は何とも思っていなくて、自分と他人は別の考えや感性があるのでそれはお互い尊重した方が良いのではないかと思っています。なので、お好きにどうぞと。むしろ、ブコメも含めて楽しんでくれればいいんじゃないかと思っています。ただ、自分がどうしてその曲を選んだのか、どうして好きなのか、オススメなのかはできる限り表現するようには努めています。もしかすると、その曲を自分が気に入った視点で聴いてみると好きになるかもしれない。一番じゃなくても、そのアーティストの楽曲の中で両手で数えるくらいの位置にくるかもしれない。そんな順位変動があると自分の目論見通りになります。そんな視点を持って自分のまとめを読むとちょっと視点が変わるかもしれない。
テレサ・テンの話をすれば、「愛人」、「つぐない」、「時の流れに身をまかせ」あたりが3TOPでこの辺はお好みなんだろうなと思っている。その中でも「つぐない」が自分は好きというだけ。
昭和らしい別れの歌だと思うんですよ。何だかんだいって上手くいかないことがあるのが色恋沙汰で、その辺を丁度良い哀愁で歌ってくれていて、その熱量が丁度いい。「時の流れに身をまかせ」の幸せな感じや「愛人」にある激情ともとれる愛情よりも最後の残り火のような愛情って乙な表現だと思うんです。どれかって言ったら、「つぐない」のようなバランス感が好きってだけでね。と思いながらYoutubeを漁っていたら、「空港」なんていい曲があるじゃないですか。いやいや、これだからYoutube漁ると止まらないわけだ。
音楽の出会う順番が音楽の評価に関係があるとは思っていて、もしかしたら自分がテレサ・テンを聴いたのは「つぐない」だったから大事に思えるのかもしれない。
久々に再会した「つぐない」はやっぱり良かったから、こんな記事を書きたくなった。
こちらからは以上です。
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