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Jailbreak

新しい世界の切り取り方

音楽の価値はラジオが教えてくれた

音楽
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20代前半の頃、一回り以上年の離れた人たちとバンドを組んでいる。音楽の趣味が合うからであったり、無理のないスケジュールで練習やライブをできるからという大事なポイントをおさえているから活動は細々と続いている。

 

バンドのメンバー(以外、親しみを込めてオッサン)達に最初に突っ込まれたのは「何でそんなに古い音楽知ってるの?」だった。んなもん好きで聴くからで、興味の赴くままに音楽を聴いた結果でしかない。

とはいえ、この疑問にはか2つ答えがあって、そのうちのひとつが「ラジオを聴いているから」なんじゃかいかと思ったので、その辺を少し詳しく書いてみたい。

 

確かラジオを聞きだしたのが中学生くらいの頃。どうもAMの音の悪さが気になってFMラジオばかり聞いていた。自分の部屋に小学生の頃に買ったコンポがあって、テレビはなかったことも大きい。今でも寝るときにラジオをかけっぱなしにして、30分のタイマーで止まるように仕掛けている。たまにタイマーをつけ忘れて、起きたときにラジオがかかりっぱなしになるこどがあるのはご愛嬌。

 

聞く時間帯が定まってくると大体好きな番組ができて、その番組で紹介される曲が自分のなかでの音楽を手に入れる手段になる。最新曲も古い曲も洋楽も邦楽もポップスもロックもジャズもごちゃ混ぜで出会うことになるので、あくまで自分のアンテナに引っ掛かった曲はオンエアリストを調べたり紹介されたアーティスト名・曲名をメモする。

番組によって、最新曲のチャートを扱っていたり、リクエストやメッセージが中心だったり、特定のジャンル(R&Bだけとかハードロックだけとか)だけの番組も聞いていた。山下達郎のサンデー・ソングブックや福山のラジオはよく聴いたし、ラジオドラマにハマっていったのもこのおかげ。ただ、AMは聞かないので未だにオールナイトニッポンの魅力は知らないままだ。

大体はこんな感じで好きになる曲が増えていって、CDを買うとアルバムの他の曲も好きになる。しかも、生まれる前のアルバムだったりするから、同世代の最新の音楽だけを追いかけている人とは話が合わない。高校生の頃にCheap Trickに出会い、1977年発売の『In Color』の話をしても分かる方がおかしいだろう。

とはいえ、友達にこんな音楽がおススメだよなんてやりとりが発生すると、案外気に入ってもらえたりすることもあるから、やっぱり音楽とは出会っておいた方が良いと何度も思った。もちろん、バンドのオッサンとCheap Trickの話になったりして、「昔見に行ったことがあるんだよ」なんて言われて、「おお、スゲエ!」なんて反応ができるのもそんな経緯がある。

あくまで音楽の出会いの順番で「いつ発売されたか」と「いつ出会ったか」はいつ出会ったかの方が重きがおかれていると感じているから、その音楽がいつ発売されたかは大事じゃない。

dankantakeshi.hatenablog.com

 

そんな自分も学生から社会人になっていく中で、唯一聴き続けている番組があってそれがJet Stream。この番組でたくさんの音楽に出会った。

dankantakeshi.hatenablog.com

 

この中でも書いている。

ナレーターが伊武雅刀に変わった頃からだろうか、24時20分過ぎに「サウンドグラフティ」というコーナーができたのだ。

このコーナーが自分と音楽との出会いを一気に増やしてくれた。

多分、このコーナーのお陰で大御所の新作と共に以前の名曲にもたくさん出会った。

例えば、Stingの新作が発売されるとなると、Stingの新作と共にThe Police時代の曲も紹介するので、「Every Breath You Take」と出会うことになる。

youtu.be

そうか、Stingと言えばThe Policeの元ベーシストで「Every Breath You Take」を歌った人なんだと分かると知識はどんどん広がっていく。StingもThe Policeも知っているからブックオフの中古の棚で「このスティングのアルバム、安いし買ってみようかな」みたいな気持ちになって買ってしまう。

 

これが自分の世代とは関係なくいい音楽にたくさん出会えた理由の一つ。もちろん、そこには歌詞に拘りすぎずメロディが素敵なだけだったり、楽器がカッコいいだけで音楽を聴ける自分の気質もあったんだと思う。

古いから・新しいから良い・悪いは自分にとっては全く根拠にならなくて、古くても新しくてもいい音楽はいい音楽なのだと思っている。大事なのは自分がどんな音楽が好きで、どんな音楽に興味があるかが分かることで、それはある程度色々な音楽を聴いてみないと分からない。そういう経験を自然にさせてくれたラジオは自分にとって大事なインプットのツールだ。

 

 こちらからは以上です。

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