先週末、美容室に行ってカットをしてもらったのだが、久々にオーナーの奥さんと話す機会があった。
奥さん:「痩せました?メガネ変えました?」
自分 :「痩せてはいないですね。メガネは今年変えました。」
奥さん:「だから、印象が違うんだ~。」
「そういえば、マツコの知らない世界で来週メガネの特集があるみたいですよ。」
自分 :「!?」
メガネ常用者である自分が気にならないはずがない。
マツコがメガネを評価するのか!?絶対見る!
マツコが気に入っていたメガネ
そのブランド名がEFFECTOR(エフェクター)だった。
しかも、distotionとかfuzzとかという名前。
おいおい、元ギター小僧の自分には心揺さぶられるネーミングじゃないか!!!
そもそもエフェクターとは?
誤解を恐れないで端的にいえば、音を変える機材。
エレキギターやエレキベースの音色を変えるものが一般的だが、ヴォーカル用やキーボード用等電気を使って音を増幅するものに使える。
その価格は数千円~数万円程度で、1~2万円のものが中心。
プロの機材でもエフェクターはしばしば登場し、「このエフェクターじゃなければ出せない音」なんてのもある。
そして、価格から手が出しやすい為、コレクションする人も少なくない。
エフェクターによる音の違いは以下を参照されたい。
エフェクター入門-歪みの種類【ギター初心者講座】by J-Guitar.com - YouTube
メガネの方のエフェクターは?
公式HPによると以下。
EFFECTOR®(エフェクター)は、アイウェアセレクトショップのオプティカルテーラー クレイドルのオリジナル・ブランドとして2005年にスタートしたジャパニーズ・アイウェア・ブランドです。"Rock On The Eyewear."をコンセプトに、男らしく骨太なフレームワークが最大の特徴です。
ベーシックな中に東京らしい感性を取り入れながら、ハンド・メイド・イン・ジャパンにもこだわり、日本の眼鏡生産地で職人の仕上げによるしっかりとしたディテールも大切にしています。
ベーシックなモデル名のほとんどは、ギターなどに使われるエフェクターの名称に由来。ロック・カルチャーやアイコンをベースにしながら、ビートニク・カルチャー、カリスマアイコンなどをイメージソースにしたプロダクトも生まれており、そのオリジナリティはクリエイターやファッション・カルチャー方面からも支持されています。
やっぱり、エフェクターに由来している。
何より日本で生産している。
誰が作ってるじゃなくて、どこで作っているかで安心してしまうってところが我ながらビミョーだが、日本製を使って何が悪いのだと通り一遍等で考えてしまう。
ネーミングセンスが絶妙
fuzz
fuzzといえば、ジミ・ヘンドリクスが使ったFuzz Face 等が有名で、70年代のロックではよく使用された歪み系エフェクター。
今でもグランジやオルタナティブロックでは使用される。
潰れた音になるのだが、そのコンプレッション感は他に無く、fuzzでしか出せないサウンドがある。
これが
こうなる
うん、関係性を感じないぞ。
delay
ディレイはやまびこ効果を発生させ、音を反響させる空間系エフェクターである。
特にデジタルディレイは長いディレイタイムが設定可能なことと、その音質の良さからプロの間ではよく使用される。
BossのDigital Delayが代表的である。
これが
こうなる
やっぱり関連性がない。
whammy
whammyは音程を変化させることができるエフェクター。俗にいうピッチシフターをペダルで操作するものである。
自分は2オクターブ上やオクターブ下を設定してフレーズの途中で急上昇や急下降させる使い方が多いと思う。
whammyはDIGITECHしか発売していないはず。
これが
こうなる
ギリギリ角ばっている?
PATTON
PATTONと言われて思い浮かべるのは元Faith No Moreのヴォーカル、Mike Pattonである。
多分、この人をイメージしたのではないかと思う。
これが
こうなる
ロック=ティアドロップなのか?
LAYLA
LAYLAといえば、エリック・クラプトンが在籍したバンドDerek and the Dominosの「LAYLA」だろう。
エリック・クラプトンがジョージ・ハリスンの奥さんであるパティ・ボイドを好きになっちゃって作った曲だ。
その後、パティ・ボイドは離婚しとエリック・クラプトンは結婚したのだが、エリック・クラプトンとジョージ・ハリスンの友人関係は崩れなかったという七不思議を残した逸話だ。
これが
こうなる
ん?レイラじゃなくて、クラプトンじゃないか?
最後に
まさかエフェクターなんて名前のブランドがあるとは思わなかった。
そして、そのネーミングはエフェクターやロックを心得ているものである。
デザインは全体的にゴリゴリ感があるが、最近のクラシックな形が流行っていることを考えると良いのではないか。
価格はフレームとしては妥当な価格であると思うので、毎日使うメガネにするには最適ではないだろうか。
こちらからは以上です。
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