Jailbreak

新しい世界の切り取り方

DA PUMPが「U.S.A.」で話題になるのがただただ嬉しい

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タイトルで言いたいことはほとんど言ってしまっているのだが、もう少し詳しく説明してみる。

 

DA PUMPっていうとアラサーの自分からすると、4人組のヴォーカルダンスグループだなと思うわけです。そして、全盛期は「Rhapsody in Blue」、「if...」あたりのイメージが強い。

売れたのはもちろんのこと、ネタの対象になりがちな楽曲で、カラオケで歌って踊って楽しむことができたし、「if...」のラップ部分で低い声でガナっていれば何でもOKみたいな遊びもあった。そういうことがあって、楽しいDA BUMPってのが自分の持っているイメージの原型だ。90年代後半のJ-POP全盛期ギリギリに売れたアーティストの一組だったと思う。

そこからメンバーの脱退やら何やらでゴタゴタして、全然情報が入ってこない時期がずっと続いた。楽曲のリリースがあったのだが、あまり話題に上がらず、メンバーの脱退やISSAの色男話がワイドショーで取り上げられるくらい。全然あの全盛期の楽しいDA PUMPのイメージとはかけ離れていた。

そんな時期が続き、数年前に歌ヘタ王座決定戦でオードリーの若林が「ごきげんだぜっ!〜Nothing But Something〜」を歌って最高に面白かった記憶の方が勝っていたここ最近、ダサいがクセになると「U.S.A」が話題になった。しかも、よく聴くとユーロビートでメロディはキャッチー。いいじゃん!あの頃の楽しいDA PUMPが復活したじゃないか!と思った。

なんというか、90年代のユーロビートのせいで洋楽感みたいなものがある。よく聴くと、歌詞はそんなに内容のあることを歌っているわけではなくて、何となく聞こえが良い言葉が並んでいるので、そこがまた洋楽感を後押ししてくれてなお良い。

何かで流れてきて知った、イベントでのライブでのISSAの煽りが最高すぎて、余計幸せな気持ちにもなった。0:39頃から歌が始まるのだが、ISSAに注目。

ああ、ISSAという人はちゃんとアーティストとしての道を歩み、積み上げてきた姿をこんな風に見せてくれるなんて。どうしてもワイドショーの色男のイメージが強くてわからなくなっていたけど、こんなに観客の心を掴める人だったんだと思い知らされた。

それだけじゃなく、近年のダンスブームの影響もあってか、ミラー状態の振り付け動画までアップしてくれるサービスまで。

最近のアーティストはこんなにサービス満載なんでしょうか。ロックバンドばっかり聴いているから、この辺は全然分からない。でも、振りを練習する人からするととても嬉しいのは確かだ。

 

 

自分が懐かしいと思うアーティストが、いつの間にか新たな体制で新たな面が見られるのは非常に嬉しい。あの頃の輝きとはまた違うけれど、新しい面であったり、もっと進化した姿を見せつけられたんじゃ、心が震えてしまうじゃないか。

楽しかった記憶の上書き。それが「U.S.A」だった。 

 

こちらからは以上です。

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