先日、自分の不注意によってお気に入りのバカルディ(容量450ml)のグラスを割ってしまった。
2つあるうちの一つだったからよかったものも、何だか喪失感が先立ってしまい…
※割ってしまったバカルディのグラス
自分は一人暮らしだけど、グラスはいくつか使い分けていて、180mlくらいの小さなものとロングのカクテルに使える500mlのグラスがある。
そして、その間を埋めるのが件のバカルディのグラスだったわけだ。
同じグラスを探そうとも思ったが、特に何も手が打てずにいた時にカインズホームに立ち寄り、 trouveríeの耐熱ガラス製二重グラスに出会った。
喪失感を埋めてくれたグラス
ビートたけしのテレビタックルなんかを見てると二重になったグラスが使われていたり、オシャレな雑貨屋とか雑誌でも見かけることはあった。
iwaki Airシリーズなんかはずっと目をつけていた。
やっぱり、 デザインが良かったり機能的なものは価格がそれなりにする。
それは分かっているのだけど、安く手に入れたいのも本音だったり。
100円ショップでも普通に使えるグラスは買えるし、ニトリなんかだと数個セットで数百円で手に入る中で、さすがにグラス1つに1000円以上は高い気がして。
この辺で二重構造のグラスは1個1000円を切ったのなら買っても良いかなとも思えた。
上記の様なことを半分意識半分無意識に思っていて、このグラスに出会った。
380ml、480ml、500ml(ビアグラス)の3種類がラインナップされていて、容量もデザインも異なる。
いずれも2個入り1,280円(税込)だったので、1個640円。
完全に予算内。
ここで自分が380mlを選んだのはバカルディのグラス(450ml)の代わりになるサイズで、ロンググラス(500ml)と差がある方が使い分けができそうだと思ったから。
あとはバカルディのグラスが400mlくらいのサイズだと思い込んでいたのもあるけど。
最悪、簡単に割れてしまっても「安物を買ったせいだ」と思えるし、いい勉強になると割り切れると思えた。
使用感と良い点・悪い点
今のところ大きな不満はなく、数週間毎日使って何の問題も起きていない。
それでも使っていく中で気付いた良い点・悪い点がある。
良い点
・水滴が付着しないので、コースターいらず
・普通のグラスより保温される(冷たいものは冷たく、温かいものは温かく)
本当に水滴が付かないので、水滴のせいで手から滑り落ちるということはない。そして、普段ならコースターを置かなければテーブルがびしょびしょになってしまうのだけど、それがない。
あとは比較実験をしたわけではないけど、氷が溶けにくかったりはする。
それでもグラス自体は冷たくなったり・温かくなったりはしている。
悪い点
・2重構造なので普通のグラスより大きいため掴むのが若干大変
・2重構造なので飲み口が肉厚。
・総じて子供向けではない
もうちょっと深く握らないと落としそうで心配になるのだけど、いかんせん肉厚なのでこれ以上掴めない。ま、両手でグラスを支えればよいのだけど、アイドルみたいになっちゃうし。両手飲みはオッサンがやると高確率で気持ち悪い飲み方になる。
グラス自体は軽いので、重さのせいで握力が無くなるようなことはないのでそこまで問題ではないと感じている。
また、飲み口も厚いため、一気に流し込もうと思っても思ったより自分の口が開いていないため飲み物が入っていかない。ゆっくり飲めばいいだけなのだけど、グビグビ飲みたいときには適さないかな。
このように大きい図体と分厚さにより口を塞がれてしまうので、小さな子供に使わせるのは酷。
麦茶を入れるとこんな感じになる。
内側に飲み物が入っているので、不思議な見た目になるのだ。
この雰囲気は気に入っている。
もちろん、悪い点もあるのだが良い点とこの見た目があるから特に問題なく使っている。
本当に欲しいものとブランドと価格
以前コンポニビリのリプロダクトを買った際にも考えたことなのだが、結局「自分は何が欲しいのか」についてよく考えなければならないと再認識した。
今回でいえば、「二重構造のグラスが欲しい」だったので、どこのメーカーだろうがどうでもよかった。
もちろん、前述のiwaki Airシリーズを購入できれば大満足だったかもしれないのだが、割高に感じる自分もいて価格と内容に納得できていなかったし、納得のいかないものを買うほどの経済的余裕もないし、そのモノを愛せる気がしない。
つまり、機能的に二重構造のグラスならよかったのだ。
価格が安くなる分、耐久性の問題だったりが出てくる可能性もあるのだが、それは納得済み。買ってきて早速壊れたらさすがに怒るけど。
こうやって自分が納得できて買うことができたモノは愛せる。
愛せるモノを大事にするのた当たり前で、キレイにしたり・大事に扱ったり・メンテナンスをしたりと手をかけることでさらにモノを愛することを楽しめたりする。
ま、今回はグラスなので毎回綺麗に洗って拭くくらいしかできないのだけど。
最後に
数週間しか使っていないので耐久性については良くわからないので、追ってレポートする予定。
今のところそんなに簡単に壊れそうな気はしないのだけど。
納得して愛せるモノを買うのは気持ちがいい。
愛せるモノに囲まれて生活したいと思うと、こだわりが強い人に見えるみたいだが、んなこと知ったこっちゃない。
グラス一つでこんな記事を書いてしまうくらいなのだから、自分は単純な人間だ。
こちらからは以上です。
Bodum (ボダム)
関連記事