先週末、NIKIIEのPianismというアルバムを評価していた。
昨年手にいれていたのだが、ずっと聴けていなかった。
自分が行う評価について詳細はこちら
一通り曲を評価をし終わって、ふとaikoがアンジェラ・アキみたいにピアノの弾き語りをしているみたいだなと思ったのが、この記事のきっかけ。
○○みたいな曲はいっぱいある
メロディーが似ているとかそういうことではなくて、全体の雰囲気として似ているということ。
当然、ジャンルが同じだと曲の雰囲気は似てくる。
だからというわけではないが、北欧のスピードメタルはどれがどのバンドか分からないので、聴かない。というより、聴けない。
そうじゃなくても、ところどころ好きなアーティストに似てくることはある。
例えば、堂本剛が作ったkinki kidsの曲「百年ノ恋」に「くんさい」っていうワードがたくさん出てくるのだが、ミスチルファンから歌詞がミスチルっぽいと批判されたり、ソロを出したら歌い方がミスチルっぽいと指摘されたりしている。
意図的かどうかは置いておいても、好きなものに似ていくのは自然なことである程度仕方がないことである。
アルバムを通して○○みたいは話が違う
今回の NIKIIEのPianismに関しては、アルバム全体的に歌詞がaikoっぽくて、なんだかなぁと思った。
別に、aikoっぽいものより、aikoを聴けば解決してしまうのでいらなくない?と。
NIKIIEの場合、ピアノ要素と歌声がアンジェラ・アキな感じがするので、ちょっと事情は違うのだが。
今回一番気に入った「猫」という曲なんかは冒頭からaikoっぽい。
”貴方”の使い方だったり、猫に”なるの”の部分だったりところどころaiko。
悪いわけではないが、良いとも言えない。
声が似ているは致命的か
声が似ているアーティストも存在する。
例えば、ミスチルの桜井さんの歌声に近い歌手は、TRIPLANEの江畑 兵衛やNICO Touches the Wallsの光村龍哉なんかがその例。
TRIPLANE / スピードスター - YouTube
NICO Touches the Walls-手をたたけ LIVE - YouTube
歌声が似ているとどうしても、その人に寄ってしまう。
それでも、オリジナリティのあるいい曲を制作すれば、問題ではない。
NIKIIEも歌声が似ていても、それはそれでよいのだが、やっぱりアンジェラ・アキっぽさが抜けない。
○○みたいなアーティストは○○に下剋上をしかけろ
二番煎に新鮮さはほとんどない。
あたかもその人が作った曲かのように面白い曲を書いている(マキタスポーツとか)以外は、元々のアーティストの方が強い。
これが逆転して、aikoってNIKIIEの歌詞みたいだねと言われだしたら下剋上成立。
どんどん大物アーティストを食っていっていただきたい。
当然、いい音楽の価値が絶対的である前提だが。
こちらからは以上です。
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