久々にスリーピースバンドを紹介する。
以前のスリーピースバンドに関する記事は以下からご覧いただきたい。
今回はガールズスリーピースバンド。
かなり主観が入るのでご容赦いただきたい。
チャットモンチー
チャットモンチー - 世界が終わる夜に GG10 LIVE [HD] - YouTube
正確には現在、徳島出身の2人組のロックバンドである チャットモンチー。
後に紹介するGO!GO!7188に通じるオルタナティブ感と超ポップなメロディと歌詞がのった音楽はサイコーにカッコ良かった。
メンバー3人とも歌詞を書き、ヴォーカル&ギターの橋本がメロディを付けると言う詞先のスタイルが特徴である。
えっちゃんのハイトーンヴォーカルとヘタウマギター、安定のクミコンのドラムとあっこちゃんの尖ったベースが良かった時代が1stの「耳鳴り」3rdの「告白」くらいまでがピークだったんじゃないかと個人的には思っている。
「告白」くらいまではアルバムの1曲もかなり良かったのだが、「共鳴」以降はシングル曲ですら微妙な感じで、オルタナティブ感を増すばかりでもう一つの良さである超ポップなメロディと歌詞がなくなってきてしまっている。
3人で最大限できることを全うしようとした音楽がドラムのクミコンが抜けてどうもバランスが崩れたように思えてならない。
その辺は別の記事として書いている。
チャットモンチーは自分が好きだったステージとは別のところにいるのかもしれない。
GO!GO!7188
ガールズスリーピースバンドといえば、自分にとってはこのバンドGO!GO!7188である。
このバンドのことを書きたいが為にガールズロックバンドのまとめを書いたら大炎上したが、このバンドの記載についてのツッコミが無かったからよしとしている。
ヴォーカル&ギターのユウが2012年に脱退をしたいと申し出て解散してしまっているのが非常に残念であるが、その功績は大きい。
ギター小僧だった自分がオルタナティブロックを好きになるきっかけを作ってくれたバンドであり、超絶テクニックに因らない音楽の本質的な良さであったり、ロックの根本的なカッコよさを再認識させてくれたバンドなのである。
曲も自分たちで書き、歌詞はベースのノマ・アキコが担当し作曲はユウが担当している曲がほとんどである。
そのきっかけがあの名曲「こいのうた」であるのだから1発目からスゴイものを作ってくれている。
ギター&ヴォーカルのユウはチリヌルヲワカというバンドをやっているがGO!GO!7188の頃よりももう少しオルタナティブ感が増していて、聴きやすい音楽ではなくなってしまっている。
ドラムのターキーはサポートメンバーとしてドラムを叩いているようだ。彼のドラムは安定感があり、オイシイところを分かっておさえているので非常にカッコイイ。
個人的にはアルバム「パレード」の頃(2006年)のユウが妙にキレイに見えたのはマボロシではないと思っているのだが、世の中はどんな風にとらえているんだろうか。
SHISHAMO
昨年衝撃を受けたガールズバンドSHISHAMO。
何が衝撃かって、その見た目。
チャットモンチーもGO!GO!7188もお世辞にも見た目がいいわけではないが、それを下回る低空飛行。(何なら飛行機の車輪が壊れて腹擦ってるくらい)
皆さんが割と口をつぐむa○koをも(下に)越えている。
見た目はともあれ、音楽は聴きどころがたくさんある。
いわゆる等身大の歌詞を書き、キャッチーなメロディーと甘い女の子の歌声、スリーピースバンド特有のアレンジと評価できるところが満載である。
ベースの松本が20歳になったから(元々バンドは20歳までという約束だったらしい)と脱退して松岡が加入するというどうでもいいメンバー交代なんかもあったが、まだまだこれからのバンドなので新曲を待ちたい。
こちらからは以上です。
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