Jailbreak

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バンドの魅力が凝縮されているスリーピースバンド~邦楽編7 BLANKEY JET CITY・TRICERATOPS・DOES~

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スリーピースバンドの邦楽編第7回。

前回はピアノヴォーカルのスリーピースバンドを紹介した。

 

dankantakeshi.hatenablog.com

 

今回はロックの舞台で勝負するスリーピースバンドを紹介しよう。

 

 

 

BLANKEY JET CITY


BLANKEY JET CITY - 赤いタンバリン 1999.12.21 - YouTube

 

 BLANKEY JET CITY(以下、ブランキー)は1990年に結成。

このバンドを語ろうとすると必ず出てくるのが『三宅裕司のいかすバンド天国』(通称イカ天)である。

イカ天自体はアマチュアバンドの対決番組なのだが、そこで5週勝ち抜きグランドイカ天キングとなって名を上げた。

 

浅井健一の歌声と独特の歌詞の世界、照井利幸のベースの世界観、中村達也の荒々しい中にあるキラっとセンスが光るドラム。

この3人が個性をぶつけ合いながら調和をとるサウンドは唯一無二。

 

2000年に解散するまでにメンバーがソロ活動を行っており、解散後も完全に再結成はされていないが、浅井と照井、照井と中村は一緒に音楽をやることがある。

存命のうちに再結成してくれたら最高なバンドの一つである 

 

中村達也は個人的に大好きなドラマーなので、Superflyとのコラボは是非とも聴いてもらいたい。

dankantakeshi.hatenablog.com

 

TRICERATOPS


TRICERATOPS "ROCK MUSIC" (洋楽メドレー付き ...

 

TRICERATOPS(トライセラトップス)は1997年デビュー。

ギター&ヴォーカルの和田がベースの林と出会い曲作りを始める。

知人の紹介でドラムの吉田とセンションの末、意気投合しTRICERATOPSを結成した経緯を持つ。

 

TRICERATOPSの音楽的特徴を表すキーワードは「ロックで踊る」と「コーラス」の2つ。

「ロックで踊る」はダンスビートである4つ打ちの多用であったり、和田がR&B等の黒人音楽を好んでいることもある。

また、コーラスの多用は楽曲での幅を広げ、バンド独自の世界を広げることに成功している。

 

個人的に好きな動画がバンド名の後に張ったものだのだが、このメドレーは本当にこの音楽たちが好きなんだなと思えてならない。

TRICERATOPS「Rock Music」→The Beatles「Day Tripper」→The Rolling Stones「(I Can't Get No) Satisfaction」→Stevie Wonder「Superstition(邦題:迷信)」→Aerosmith「Walk This Way(邦題:お説教)」→Queen「Bohemian Rhapsody」の後半部のシャッフル→TRICERATOPS「Rock Music」という構成。

 

特にSuperstitionやWalk This Wayの16分のハネ方なんかは最高。

Bohemian Rhapsodyに関わらずだが、シャッフルを演奏するのはとても難しいのだが、この完成度はプロの確かな演奏力を見せてくれる。

 

2015年11月に久々のシングル「Shout!」をリリースしているので、活動が盛り上がることを期待したい。


Shout!/TRICERATOPS _MUSIC VIDEO

 

余談だが、ギター&ヴォーカルの和田は料理研究家の平野レミの息子である。

公表していなかったこともあり、意外と知られていない。

matome.naver.jp

 

DOES


DOES - 曇天 [LIVE] - YouTube

 

DOES(ドーズ)は2000年結成、2006年にメジャーデビューしている。

「修羅」や「曇天」がアニメ『銀魂』5代目オープニングテーマ・エンディングテーマになるなどタイアップで注目を集めた。

『銀魂』に関していえばかなり関わりが深い。

「バクチ・ダンサー」が映画『劇場版 銀魂 新訳紅桜篇』主題歌と『よりぬき銀魂さん』オープニングテーマ、「僕たちの季節」が『劇場版 銀魂 新訳紅桜篇』エンディングテーマと『よりぬき銀魂さん』エンディングテーマ、「KNOW KNOW KNOW」がアニメ『銀魂』17代目オープニングテーマとなっている。

 

その特徴はスリーピースバンドらしい武骨なギターロックサウンドと氏原 ワタルの決して高くはないがエッジの効いた声。

ギターサウンドはドンシャリというよりも、カリカリのオーバードライブサウンドであったり、ファズを効かせて音を潰す等ガレージロックっぽさを持ち合わせているところが特徴。

あまり凝ったアレンジはせず、シンプルな構成ながらしっかりとした曲調があるので聴いていて飽きることはない。

 

2016年3月2日発売の「KNOW KNOW KNOW」は約1年半ぶりのニューシングルなので、要チェックだ。

 

こちらからは以上です。

BLANKEY JET CITY 1991-1995

BLANKEY JET CITY 1991-1995

 
BLANKEY JET CITY 1997-2000

BLANKEY JET CITY 1997-2000

 

 

Shout!

Shout!

 

 

KNOW KNOW KNOW(期間生産限定アニメ盤)

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