3月9日だし、レミオロメンの3月9日をレビュー。
この頃のレミオロメンはよかった....
それはまた別の話。
歌詞について
この曲を知ったきっかけは1リットルの涙。
この頃の沢尻エリカは「別に」騒動の前で可愛かった...
「粉雪」と共に挿入歌としての役割をいい感じで果たしていたと思う。
そして、この曲は卒業ソングの定番となっていくのだが、元々結婚を祝う歌みたい。
木村カエラの「Butterfly」と似たようなもんでしょうか。
瞳を閉じれば あなたが
まぶたのうらに いることで
どれほど強くなれたでしょう
あなたにとって私も そうでありたい
いいですね、想像が付きますね。
でも、自分なら瞳を閉じるときは寝るときで、寝るときに強くなる必要はないので、う~ん。。。
(当然まばたきはしますよ)
あと、この歌詞全体的なところで気になる点が。
レミオロメンの歌詞全体に言えることかもしれませんが、やけに風景の描写が多いのです。
ず~と流れ続ける春の風景を感じて、あなたとこの先も生きていきますというメッセージなのは分かるんだが、その風景が長い長い。
もうちょっとその風景の描写なんとかならんかなと。
特にストーリー仕立てになってもいないので、突然あなたが出てきたり思いを語られたりしてもビックリするんだよな。
でも、そんなシュールな状態が許されるのも音楽の歌詞だからなんでしょうか。
使いやすさ
やっぱり結婚式を意識したのか、作った過程のせいなのか、少人数の編成でもなんとかなるようにできています。
ギターやピアノでの弾き語り、バンドでやるにしてもギター・ベース・ドラムがいればなんとななってしまうアレンジ。
何より、歌の歌いやすさ。Aメロはコードから外れた音を歌うことがありますが、一番高い音もHI-Gくらいだから一瞬頑張ればよいくらいです。
簡単にできている簡単な楽曲なので、どこでも手軽に演奏できる。
レミオロメン
藤巻さんの歌があまり上手く...というのは自分のまわり(友人の中)では定説なのですが、一般にはどうなんでしょうか。
ライブ盤を聴いても確かに不安定な歌ですよね。
バンドとしての良さは売れ続けているか怪しい時点で失われているのかもしれない。
最近だとback numberとかがレミオロメンが昔いた位置にいるんじゃないでしょうか。
(back numberの歌はちょっと女々しすぎますが)
活動再開して、いい音楽を届けてくれることを期待しています。
曲の評価
評価:★★★★★(名曲)
1リットルの涙の印象と、他の場所での使いやすさや歌いやすさはピカイチ。
そして、風景をつづっている関係上、春のシーンでの使い勝手が良い。
ツッコミどころがあっても楽曲の良さと本質的に関係ないところであればよいのです。
それにしても、夏~秋には絶対聴きたくない歌だな。
こちらからは以上です。
- アーティスト: レミオロメン,藤巻亮太
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