――放送席、放送席、無事Oracle Master Bronze 11g DBA(以下、オラクルDBA)に合格しました、ダンカンたけしさんです。
ダンカン:「どうも」
――合格したご感想を。
ダンカン:「受付のお姉さんがあまり好みではなかったです。」
――のっけからつまらないボケ、ありがとうございます。わざわざこのような場に現れた理由をおきかせいただけますか?
ダンカン:「今回は挑戦でもあり、実験でもありました。その内容をアウトプットすることでまとまった情報となればと思いまして。」
Oracle Master Bronze とは
――Oracle Master Bronzeとはどのような資格なのですか。
ダンカン:「いわゆる、ベンダー系の資格です。オラクルのデータベースを使えますよっていうのを証明する資格です。オラクルBronzeの中身はSQLとDBAに分かれており、私は以前SQLに合格していますので、DBAのみ受験し合格しました。」
――受験のきっかけは。
ダンカン:「会社から取得せい!と言われて。」
――もうその会社も4年目、SE/PGになって丸3年以上になりますが。
ダンカン:「正直、もう経験がそこそこある状態になってきたので、資格はあんまり関係ないのかもしれません。しかしSQLは取得しているし、乗りかけた船。最近時間があったので、やってやろうと。ぶっちゃけ、現在はOracleではなくて、Postgresqlを使ってるんですがね(笑)」
――試験レベル的にはどうなのでしょう。
ダンカン:「↓によると、レベル1。つまり、やれば取れるレベルということでしょうね」
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――最近忙しくなかったですもんね。
ダンカン:「明日から本気出す!ではなく、明日本気出してきます!って感じでした。たまに本気出すのも大事です。」
Oracle Master Bronze 11g DBAのための勉強
――使用した参考書は。
ダンカン:「白本と黒本です。白本は後ろに2回分の本番を想定した問題があるのでかなりおススメです。あとは、白本はそのまま試験と同じ内容が出ますので丸暗記が通用します。」
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――勉強を具体的に説明して下さい。
ダンカン:「白本を2周し、黒本を1周しました。後述する方法でノートに情報をまとめて、各章の章末問題を解き、できなかった問題だけ後ほどやりなおすという方法です。また、無料でできるWeb問題集やアプリをダウンロードして問題を解きました。」
――できなかった問題だけやり直す理由は。
ダンカン:「できる問題・できた問題は一旦OKとして、どんどん繰り返すことを優先しました。これも後述する勉強法によるものです」
――勉強期間はどの程度でしたか。
ダンカン:「約6週間かかっています。学習記録は取っていませんが、60~70時間程度かかっていると思います。黒本はやらなくてもよかった。」
――ご自分のできの悪さが露呈していますね。
ダンカン:「こればっかりは仕方ないので……実際は、もう少し早く受験してもよかったかなと思っています。ほら、スヌーピーが犬に生まれたことをどう思う?と問われて『配られたカードで勝負するしかないだろ』と言ってますし、できが悪いのはわかった上でやるしかないじゃないですか。」
――本題からそれて、いらない哲学を語らなくてもよいですよ。
ダンカン:「いや、それはあなたが厳し目のツッコミをするから……」
受験の感想
――試験はどのように行われましたか。
ダンカン:「会場を予約し、PCの画面に映し出される試験を解いていく形式でした。この会場の予約がギリギリになったので、日程が限られたことが悔やまれます。」
――予約するには早めが良いのですね。
ダンカン:「そうなんです。しかも、申し込みにはユーザーを作成したり等面倒な手順が多々発生します。いずれにしても早めの申し込みが良いと思います。」
――会場はどうでしたか。
ダンカン:「普通の部屋の中にPCが並んでいる形でした。音が気になる方はヘッドホンも用意されていて、できるだけ集中できるようにはなっていました。自分はヘッドホンはつけませんでした。」
――問題はどうでしたか。
ダンカン:「白本の問題がそのまま何問か出ました。それ以外も内容を理解していれ回答ができます。あまりひねった問題はなかったと思います。」
――受験全体を通してどうでしたか。
ダンカン:「試験は48問で正答率が60%以上で合格です。つまり、29問以上とれればいいのです。自分は正答率79%で合格しました。そして、時間は75分でしたが、30分ほどあまりました。2回全問見直しと1回気になるものだけ見直しをしました。合格してよかったと思います。ずっと、このように書き記そうと思っていましたし。」
――資格試験をブログネタとしてしか考えてないわけですね。
ダンカン:「いや、え~っと、その、ハイ。ネタでした。」
勉強法について①
――先ほどから言われている勉強法についておきかせいただけますか。
ダンカン:「実はこの資格の勉強を始める前に色々な本を読んでました。そんな中で、本屋で気になって手に取っていた本がありました。それが『学習マップなら! 資格試験に超速合格できる本 』でした。」
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――どういった内容なのでしょうか。
ダンカン:「詳細は本を読んでいただきたいのですが、7つの原則があります。
①勉強のスピードを上げて、同じところを繰り返す。
②丸暗記ではなく整理・関連付けして覚える。
③試験に出るところを勉強する。
④スキマ時間に勉強できる方法を用意する。
⑤過去問は解かずに見て覚える。
⑥試験を意識して練習する。
⑦無理せず最後まで完走する。
この中で①~④までのためにマインドマップを利用した学習マップを作成しました。」
――ノートを実際に見せていただくことは可能ですか。
ダンカン:「こんな感じです。正直、これを作るのにどうしても時間がかかりました。」
――実際にご紹介いただいている勉強法で勉強した感想をお願いします。
ダンカン:「マインドマップを書いたことが無く、最初書くのに時間がかかりました。また、全体のバランスを考えて作成しなければならない為、大変だった。1章書くのに1時間以上はかかりました。」
――マインドマップに慣れていないダンカンさんは大変だったわけですね。
ダンカン:「はい。ある程度慣れてくると書けるようになりますが、いつもより頭を使いました。」
――他に大変だった点はありますか。
ダンカン:「微妙に言葉を間違って書き写したり、間違った関連付けをしてしまったものがありました。間違って覚えてしまうことは非常に危険だと思いました。」
――良かった点はどのようなところでしょうか。
ダンカン:「情報がまとまっているので、関連付けて覚えることは大事だと感じました。整理するだけで覚えられることは多々ありました。また、勉強する際に見直すためのカンペになります。これを電車に乗る際に読んで確認することもできました。」
――暗記の為の方法も記載されていましたよね。
ダンカン:「タイプ別で勉強法が違う点という内容です。その人の得意な感覚①視覚型②聴覚型③身体感覚型に分けて説明しています。自分は①視覚型だったので、見て書いてという勉強法を行っています。それがもう一つの勉強法です。」
――その他にこの本や勉強法について何かありますか。
ダンカン:「基本的な勉強に向かうモチベーションやゴールの設定を見誤らないなど大事なことが書かれています。やはり勉強は大変です。そんなときにこの本を読み返して ”今自分はどの辺に居るからこうだな” と振り返る良い教材です。」
勉強法について②
――他にも勉強法があるんでしょうか。
ダンカン:「受験生の中で流行っている青ペン勉強法をやってみました。」
――最近、テレビでも取り上げられていますし、科学的根拠も示されている勉強法ですね。行ってみた感想はどうですか。
ダンカン:「元々ペンで書きなぐる勉強法はやっていましたが、最近は全然やっていませんでした。また、ペンの色についても特に意識せず何でもいいから買って使ってました。青という色は好きですし、覚えられた気がします。」
――実際に書きなぐったノートを見せていただけますか。
ダンカン:「こんな感じです。使ったペンはZEBRAのSARASA 0.7の青です。」
――ちゃっかり過去記事とリンクしてますね。
ダンカン:「書きなぐるなら好きなもの・使いやすいもので書きなぐりたいじゃないですか。あとは自分の好きな色である青ですし。」
――おススメしている0.5ではなくて0.7なのですね。
ダンカン:「0.7にしたのはインクの減りが早いので、学習したことを実感しやすい。また、太い字になるため印象に残るみたいです。この勉強法は自分に合っていました。」
今後について
――資格については今後どのようにする予定でしょうか。
ダンカン:「基本情報でも受けてみようかなと。春はもう受験できないので、秋に向けてまた勉強しようかと考えています。」
――勉強法については。
ダンカン:「学習マップをベースとして関連付けて覚えること・自分用のカンペを作るのはかなり効果がありました。そのような体裁になっている参考書があればそれを買おうかと。また、青ペン勉強法はそのまま継続します。」
――今後の活動についてはどのようにお考えですか。
ダンカン:「まだまだレビューしたいものがたくさんあります。ちゃんと数日~数か月使用してみたレポートとなるものがたくさんあるため、公開していきたいなと。あとはまだ回収していない伏線がたくさんあるため、伏線の回収。一番得意な音楽ネタを書きたい。」
――読んでいただいた方へメッセージをお願いします。
ダンカン:「このブログは『新しい世界の切り取り方』がテーマです。世界を切り取るには言葉や画を使うしかありません。今まで聴いたことのない言葉で切り取られた世界は新鮮です。また、自分とは違う人の言葉や画で切り取られた世界は自分の世界を広げてくれます。そういったところを楽しんでいただければと思います。」
――いつになくマジメですね。
ダンカン:「頭は悪いですが、根はマジメです。性格はねじ曲がっています。」
――よくご自分をわかっていらっしゃる。
ダンカン:「謙遜したのに同意されると何も言えませんorz ボケ殺し以上の仕打ちですよ。」
――こちらからは以上です。
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