最近、気になる曲やいい曲だなと思う歌詞の意味を調べて知っておくのは、大事だなと思うことがありました。
歌詞の解釈を示すアーティストもいますが、そういう説明を自分から知ろうとしないと、アーティストが込めた歌詞の意味まで分かることは少ないと思います。
あくまで、自分が読んで、どういうことを歌っているのか(ラブソングなのか、失恋ソングなのか、勇気を与えてくれる曲なのか、落胆している曲なのか等)を知っておくと、その曲のイメージを持つことができます。
曲のイメージと合わない曲を自分が選ばないことも大事かなと思います。
TPOに合わない曲が流れてくると、違和感で集中力を削がれることがあります。
というより、自分の中でツッコミをしたくなって、気になってしまう。
そういう、細かい考慮もできるよというくらいのお話です。
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先日、美容室に行ってきました。
自分が行っている美容室は、マッサージをちょっと推していて、普通にカットだけでも、髪を洗った後に1分間くらいの肩、首、頭あたりのマッサージをしてくれます。
さらに追加料金を払うと、ヘッドスパを受けることもできます。
普段はヘッドスパは受けないが、半年に1回くらいの贅沢で受けることがあります。
ヘッドスパを行うのは洗髪台で、そこの美容室では洗髪台が10台くらい並んでいるんですが、通常の洗髪をしている人の隣で、ヘッドスパが行われていることもあり、ムーディーな音楽が流れてくるので、ヘッドスパやっているなと気付くわけです。
そこで使用されている曲が、必ずBobby Caldwellの「Heart Of Mine」から始まる。
実際に流れてくる曲は、さらにアレンジがされていて、メロディもサックスのバージョンが流れてきます。
原曲自体がいわゆるAORにあたるので、オシャレといえば、オシャレ。
そういえば、この曲の歌詞の意味を知らなかったなと思ったのでした。
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Bobby Caldwellの「Heart Of Mine」は失恋した男の曲と解釈するのがよさそうです。
メジャーキーで、とても爽やかな雰囲気があるのに、結構内容は未練がましくて、何とも内向的な内容なのです。
Bobby Caldwellの甘くて優しい歌声、爽やかな曲調でごまかされますが、歌詞の内容が正反対でとてもギャップがある曲でした。
この曲を知ってから、20年くらい経過しているが、全然そんな曲だなんて知らなかった。
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こういう形で、自分が思うTPOと合わない曲を聴かないことで、自分の気分を萎えさせないようにするため、プレイリストを作ることで対策しています。
例えば、これから出勤するときに、音楽プレーヤーやスマホから、斉藤和義の「歩いて帰ろう」が流れてくると、萎えませんか?いやいや、これから出勤なんだから、頑張っていこう!とか、もっとフラットで関係ない曲でBGM的に流しているくらいの方がよいと思います。
じゃあ、凹んでいる時に凹む曲をかければよいかというと、必ずしもそうでもないと考えていて、その時自分がどうだったらよいか?みたいなことを考えます。
この辺は、音楽の順張りと逆張りという考え方が適応できます。
あくまで、一人で聴く音楽は自分にとってのTPOなので、気分が上がっている時にさらに上がる曲もよし、凹みたいから凹む曲を聴いて思いっきり落ちるもよしで、欲しい音楽を欲しい時に流せばよいと思っています。
それが、洋楽になるとあんまり歌詞の意味は分からないので、突然曲の雰囲気やサウンドがポイントになってしまうのが、残念だなと思いつつ、そんなもんかなと。
いずれにしても、もうちょっと自分が気になったり、好きな曲の歌詞の意味はもう少し調べたりしても、よいかなと思いました。
こちらからは、以上です。
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